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夫が初めて動物病院へ・・・

今、自宅では猫が2匹いるのですが、その2匹とは別で1匹の子猫を引き取りました。
職場で飼っていて、里親に出すかそのまま飼うか検討しているところ。

子猫は野良猫。だいたい4ヵ月くらいかなという大きさです。

引き取った時から目やに、鼻水、手に傷、痩せ気味でした。
たぶんFVR(猫ウイルス性鼻気管炎)もあるだろうし、内部寄生虫もいるだろうし、いろいろあるんだろうなぁと思ってました。

食欲はしっかりあったので、数日様子を見てから(手持ちの薬でできる治療はしてから)、1回動物病院へ連れていこうと。

自宅の猫たちは私が動物病院で勤務していた時は、ワクチンや避妊手術などは自分でやっていたし、退職してからも私が勤務していた動物病院に連れて行っていました。
なので、今回もわたしが連れていくことになるのかなぁと思っていたら、
夫が自分で動物病院へ連れていくと言い出しました。
愛着がわいてきたのか、その子猫は夫と過ごす時間が長いからくしゃみとかが気になったんでしょうね。
わたしが勤めていた動物病院はちょっと距離が遠いのもあり、近くの動物病院へ。

必要なことは夫に前もって伝えたり、診察途中にLINEで聞いてくる質問に答えたりで対応。
夫からLINEで届く単語や文章が、例えば
マンソン裂頭条虫⇒マンソントウジョウチュウのように若干違う言葉になって伝わってきます。
初めて聞いたら、意味のわからない単語だよなぁと思いながら、わたしはクスっと笑っていました。
はじめてのおつかい的な感じでおもしろかったです。

先生からいろいろと聞いて帰ってきて、勉強になったようで。
内服の飲ませ方も教えてもらったらしく、投薬技術もしっかり身に付けれたようで、わたしが投薬できない時もこれなら任せられそうです。

ただ、帰宅後トラブルが起きました。
帰ってきた子猫が後ろ肢を引きずっていました。
えっ??って感じでびっくり。
夫に何をしてきたのか聞くと、採血のことしか言われず、採血で足を引きずるなんて、よっぽどのことがない限りあり得ないよなぁと。
引きずっている方の足だけ腫れもあったから、骨折も考えたけど、折れてはなさそうで。
よく見るとナックリング(肉球が地面に付かず、足の甲が地面について引きずっているような状態)をしており、足先の反応がいまいちだったので、もう一度動物病院へ行ってもらいました。
(病院での処置との因果関係がありそうなので、カルテに記録を残してもらう意味もあり)

そしたら、駆虫薬の注射を打っていたようで、そのせいで神経にしみているかもと言われたみたいです。
駆虫薬の注射ってわたしは今まであまり使ってこなかったので、そのせいで神経麻痺が起きるのかどうか分かりません。
一緒に働いていた他の先生の患者さんでもそんな症例はわたしが記憶する限りなかったです。
注射の打ち場所が悪くて神経麻痺の可能性もあるけど、そんな症例も見たことがないので、ほんとどうなんだろう??って疑問が残りました。

1日経ったけど、まだナックリングが続いています。
1週間くらい様子見るように言われたらしいですが、1週間で変わるのだろうか?
このまま神経麻痺が続くと、いろいろと生活の支障が出るのが目に見えていて・・・。

自然に回復してくれるといいですが、そうじゃなかったらいろいろと対処しないとなぁ。

夫の動物病院デビューはある意味良い経験にはなったみたいですが、ちょっと困りごとも増えてしまいました。

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睦月とら子
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