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勉強する意味がわからないキミへ
ちょっと仕事で疲れたんで、気分転換に今日も書いてみる。よかったら読んでいってくれ。
「これ覚える意味あんの?」
勉強が嫌いだった子供のころ、そんな疑問をぶつけても「いいから黙って勉強しなさい。良い点取ってから言いなさい」なんて返されてきた。
キミももしかして同じ経験があるかもな。
あの時こんなことを言ってもらえたら、もう少し勉強する意欲が出たかもしれない。今日はそんな話。
例えば算数だ。分数同士の掛け算割り算なんて日常生活で使わない。こんなの覚える意味あるのかよ。
それから国語。今時漢字なんて変換すれば出てくるんだから、覚える必要ないだろ。作者の考えは何かなんて、エスパーじゃないのになんでわかるんだよ。
ガスバーナーの使い方も興味無いし、合唱コンクールよりバンドが好きだ。
古墳の形の名前なんて、必要な時にGoogleで調べればいい。
そう、言うまでもなく学校で学ぶことは将来使わない知識ばかりだ。
算数の九九とか基本的な読み書きはもちろん大切だけど、戦国時代の出来事の年号や、将軍の名前を忘れたところで大きな問題はない。スマホで調べればいいだけだ。
じゃあ俺たちが勉強してることに意味は無いのか。安心してほしい、ちゃんと意味はあるから。
てことで今日のテーマ。
【勉強する理由は案外見えにくい】
勉強する内容だけに気を取られると、なんだかやる気が起きないのも仕方ない。本当の狙いは他にあるはずだ。
当然諸説あるけれど、俺は大きく二つ提唱したい。
ひとつは受験の為。進学の為。これもなんだか認めたくないけど、でもやっぱり大事なこと。
学力ってとても重要で、そりゃどの国も国民みんなに頭良くなってほしいわけ。だったら子供の頃から勉強させて、良い学校目指してもらうのがわかりやすいよな。
ゆくゆくみんなが社会に出て、色んな会社で大活躍。そうして国際的な競争力を高めてくれたら日本は外国を出し抜いて成長できる。とてもシンプルな考えだ。
それはそれとして、俺はもう一つの方が魅力的な理由だと感じてる。それは何かっていうと、「勉強することに慣れること」だ。
大人になるにつれて本気で学びたいことや知りたいことが増えてくる。そうなった時に、勉強するやり方を心得てれば強いと思わないか?
情報の整理の仕方、暗記の仕方、ノートの取り方、効率的な計画の立て方。
いわゆる応用が効く知識ってやつだ。
そういうことに慣れておけば、より難しい何かを学ぶときに、きっとキミは稲妻みたいにスムーズに走り出せるってわけ。
他にも理由はいっぱいあるんだけど、この理由は特に自分にメリットがあるって感じないか?
そう思えば、一体なんの役に立つかわからない勉強も、少しはやる気になるはずだ。
全然やる気が出ないままだって?
そんな時は無理せずちょっとサボってゲームでもするといい。いつだって気分転換は大切だからな。