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マドモアゼル・モーツァルト
秋晴れの中!
やっとやっとマイ初日がやってまいりました。
舞台の感想をついチラ見しては
ああ、早く駆けつけたいと切望していました。
池袋にある「東京建物BrilliaHall」にて
10/20水 13時開演のマチネに行って来ました。
これからいらっしゃる方は、閲覧をご注意くださいね。
*
劇場の評判があまり芳しくないブリリアホールですが
私はとても楽しめました。(2階席後方サイド上手寄り)
全体の空間もよく見えましたし、オペラを使わなくても
かなり動きが伝わりました。音響は2階のせいなのか
包まれる感じまではしませんでしたが、悪くはなかったと思います。
コンパクトですが狭いとまでは感じませんでしたし
椅子の座りごこちも良かったです。男性は狭く感じるかもしれませんね。
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【速報】ミュージカル『#マドモアゼル・モーツァルト』開幕レポート♪
— おけぴSTAFF (@okepi_staff) October 10, 2021
▶︎ https://t.co/t1nclO7Uvr#明日海りお #平方元基 #華優希 #古屋敬多 #小林香 pic.twitter.com/bYH0AGiePg
まず見終わってお伝えしたいのは
観た後の「しあわせ」でいっぱいの気持ちです。
主演の明日海りおさん(以下:みりたん)の魅力がいっぱい。
この演目のモーツァルトとみりたんが相思相愛でしかないです。
可愛いもカッコイイもやんちゃもお茶目もシリアスも
ほんとにみりたんの魅力がこれでもかと詰め込まれた
驚きのプレゼントBOXでした。🎁
初見なので、本来ならば舞台全体を観たいところですが
やっぱりそこは半年振りのみりたんなのでオペラが外せません。
ああ、前回のエリザベートはちょうど隣のTOHO CINEMAで
ライブビューイングで観たのでした。
モーツァルトは出ずっぱりとは聞いていましたが
これ程とは! もしかすると宝塚トップの時より舞台に居ませんか?
だってね、1幕目ほとんどオペラ降ろせなくて、めっちゃ肩コリだもの。
ちょっと居ない時は、多分衣装の早替えで
ほんとに少しも気が抜けない3時間じゃないかしら。
*
最初に華ちゃん(華優希さん)が歌うので、すでに涙腺がヤヴァイ。
まず、こども時代のエリーザちゃん。(通称ミリーザちゃん)
いきなり、宝塚のすみれコードに引っかかるワードを言ってますが
とにかくお目目まんまるで、めちゃくちゃ可愛い。
そして、女の子の割にやんちゃモード全開。
*
ピアノの上に乗って踊っている姿は、Delight Holidayを彷彿とさせます。
あ、男役の頃を思い出しちゃうな。「僕」という一人称が似合い過ぎる人。
おっきなサリエリさん(平方元基さん)は
身長差や小さな手や無邪気さに心惹かれてしまったのかな。
最初からどきまぎしてるー。
コンスタンチェの華ちゃんがカワイイ上に、押しが強くて
宝塚の娘役さんとは違う魅力が、よいのです。
ベッドでストレッチやら胸上げをしながら待ってる
コンスのキュートなこと。みりたん、あんな端っこでよく落ちないな。
表情がくるくる変わるコメディエンヌ成分いっぱいの魅惑の場面。
モーツァルトの楽曲がカラフルで跳ねているみたい。
そして、小室哲哉さんの楽曲が、やっぱり心を掴んでくるなー。
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二幕のあたまで、いきなりの女装! 輪っかのドレス。
ミリーザがピアノを弾き出したら止まらなくなっていく場面。
サリエリが大声でどなるところ。
あふれだす才能を目の当たりにして動揺しながらも
惹かれていく気持ちを抑えられない演技がとてもよかったです。
今回、いちばん心配していたみりたんの高い歌声ですが
とってもとっても良かったと思います。
エリザのガラコンのシシィの時は
まだ、すこーし借りてきた声のような感覚でしたが
今回の女性の音域は、きちんとそこに息づいている声でした。
やわらかくやさしく、語りかけるような演目の中の歌声。
甘く響くその声に、新たな魅力を追加したみりたんがいました。
華ちゃんと二人で歌った曲も、とてもすてきでした。
あ、みりゲーナちゃん、天使ですかね!
*
モーツァルトの頭の中に、もしもいつも音楽が流れていて
その溢れる音符を書きとめなくてならなかったのなら
それは、本当にしあわせだったのか、とふと疑問に思いました。
神に選ばれし者であるモーツァルトは、短い人生を生き急いで
常に音楽にさらされ、ほとばしる感情に左右されていたとしたら
あなた、という存在はどこにあったのだろう。
人々の記憶の中に、勝手な妄想の中にあって
多分、思いを深く巡らせる暇もなく、嵐のように駆け抜けていった。
そんなモーツアルトを表現しているみりおちゃんが
最後はとても不憫で、でも、光に包まれて綺麗で
人が思う大変さとは裏腹に、「モーツァルト」を
生きたであろうことが、とても誇らしい気持ちでいっぱいになりました。
次回はFC貸切公演であり、マイ千秋楽。楽しみです。
帰ったらコメディエンヌみりたんを味わいたくて
「ミー&マイガール」見ております。
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