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治療家・整体師を、自分の人生における「武器」の一つにする

こんにちは3坪サロン開業ラボの鈴木です。

治療家に関連するお仕事の方、または興味がある方が見ているという前提でお話をするのですが、

皆さんは、治療家、整体師の仕事についてどんな捉え方をされているでしょうか?

「一生この道一筋で技を磨いて生きていく!」
「副業にぴったり」
「色々やってるんだけど、そのうちの一つが整体や治療の仕事だよ!」

様々な考え方があると思いますが、

私自身は、治療家、整体師というこの仕事を
自分の人生における「ひとつの」手段であり、戦略であり、武器

だという風に考えています。

つまり、「私は整体師だ!」「いや、鍼灸師だ!」というつもりはなく、
「整体も鍼灸もできる、他にも色々こんなことができる人」という人でいたいと思っています。

理由は、世の中がどんな状態になったとしても、1人で生きていける人間になりたいからです。

私は、過去にブラックな環境で働いたことで、「人と働く」ということが怖くなりました。
「最悪1人生きていける状態を作る」というのは、私にとって非常に重要なミッションだったのです。

人に何かを頼むと、指摘をされたり、関わりができるのが嫌という一心で、
できる限り色んなことを自分1人で行うようにしてきました。
(経理とか経営、チラシの準備やホームページ作成などなど)

結果的に、この「色々できる人でいる」ということ。
これは、個人事業主の一つの戦略としては、とても良い手段であると思っています。
(一つのことに磨きをかけるのは非常に憧れますが、あくまで「私の場合」ということで)

現在、「治療院」「リラクゼーションサロン」に位置づけられる施設の数は、「信号機よりも多い」と言われ、
もちろんコンビニよりも多く、歯医者や美容室とともに、「飽和状態」にあると言われています。

だからこそ、私たちは、「治療家という職業とどのように関わっていくか」
を真剣に考える必要があると思います。

関わり方は大きく2つ

①治療家として治療の技術を極め、それ以外に関してはお金をかけてでも他者に頼み、自分は道を究める

②なんか色々なことができる潰しの効く人間になる
(私は圧倒的に②が向いていました。)

あなたにはどちらが向いているでしょうか?
自分がこのいずれでいくかをしっかりと決めることが重要です。

一番よくないのは、
「自分は治療家として生きていく。だけど、治療以外の業務も人に頼むのは勿体ないから苦手だけど自分でやる」とか、
「あれこれ手を出してしまい、治療も中途半端、他のこともどれも大成しない」とか、
そういった中途半端な状態になることだと思います。

自分はどうしたいのか。どんな生き方がしたいのか。
「整体師、セラピスト、治療家」にこだわるのか
それらをあくまで一つの手段として捉えるのか。

治療家として、整体師として、自分はどういったスタンスで生きていくのか。
一度、考えてみることをお薦めします。

**

治療技術は一つの武器であるという考え方**

結論から言うと、私はこの
「治療技術は一つの武器、手段である」という考えの持ち主です。

単純に、治療・整体以外もできたほうがいいじゃん
という考えです。

例えば

【キャバクラでキャバ嬢の方が、お酒の提供と話術で1時間1万円~の料金を頂戴している】

これは、本当にすごいことですし、そのサービスに価値を感じている人がいるからこそ、
サービスとして成り立っているわけです。

そう考えると、
「キャバ嬢並みの話力を持ちながら整体をやる」
でもいいですし、逆に
「整体の技術を身につけている人が、心理カウンセラーとして心の相談にのる」
とかでもいいと思うんですね。

「私は整体師だから」という枠を自分で作る必要はないと思うんです。

整体も、他の何かもやる

これからの時代、どんな状況になっても生きていける、個人の力があると安心です。

「7ポケット」

7つの収入源を持とう。という話を聞いたことはありますか?

7つとは言わなくても、いくつも収入に変えられる能力を持つことは、
自分自身の安定につながります。

例として、鈴木の働き方を公開してみたいと思います。↓

①整体院の運営
②整体院でやったことを情報提供
③一般層向け整体師養成スクールで資料作成や講師
④治療家さん向けの各種サービス販売
⑤宇宙ベンチャーの秘書(!?)
⑥企業のスタッフ育成、NPOの補助金申請と経理
⑦動画編集

整体・鍼灸の施術ももちろんやっていますが、他にも色々やってます。
後半⑤あたりからは特に怪しいですね。

脈絡がないように思えますが(特に⑤⑥⑦)

例えばNPOの補助金申請の知識が宇宙ベンチャーで生きたり、
宇宙ベンチャーで紹介を受けて、整体の患者様が増えたり。

全ての仕事が、相互に作用しあって、上手くいっているように思います。

過去には患者様のお宅で、PCの先生をやったり、畑耕したり、
鶏の世話したり、それはもう色んな仕事をしていました。
例えば施術料金が40分6000円だとしたら、

「40分6000円で鈴木を使える。その主な使い方が整体、鍼灸」という感じでした。

そうして、患者様との関係性がより強固になっていきます。

また、予約があまり入っていなかった開業当初は、
予約の時間を空けて、結婚式場で働いたりもしました。

マナーとか身につくし、過去のバイト先で割もいいし、
気分転換にもなる美味しい働き方でした。
1人治療院は時に仲間がいなくて寂しいですが、バイトに行けば飲みにいけましたしね(笑)

言いたいのは、「決して整体の仕事に限る必要はないんですよ」ということです。
そして、整体は、顧客である患者様の、色々な相談にのったり、コミュニケーションをとる時間が多いです。

「こんなことで困ってるんだよね」というお声を伺う機会も多いです。

例えばパソコンを学びたい、という患者様がいた場合

A「いつも整体をしてくれるよく知ってる先生が教えてくれる」
B「初めてのどんな人かもわからないPCに詳しい人に教えてもらう」

これ、Aで事足りるのであれば、Aの方が良いという人は意外と多いんです。

もうひとつ例えると、今はすっかり日本では文化となりつつある「YouTube」の動画。

治療家さんが「YouTubeの動画を誰かに編集して欲しい!」と思ったとします。

その時に、

Cさん「動画編集のプロではあるが治療院業界のことを全く知らない」
Dさん「動画編集はそこそこ。でも治療院業界で働いていたことがあって事情を良く知っている」

あなたなら、どちらの人に頼みますか?
「Dさんの方が安心できる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

つまり、

治療家(整体師、鍼灸師、セラピストなど) × 「何か」

というサービスを作り出すことで、そこにニーズを感じている方がいる可能性は十分にあるのです。

例えば何ができる?

パッと素晴らしいなと思ったところをご紹介すると

「柔道整復師×イラスト」 →医療イラストサービス
https://coconala.com/services/464093?pos=3&ref_kind=search&ref_sort=recommend&ref_no=3

ココナラという、個人が得意なことを販売できるサイトで売られているサービスです。

イラストがお得意な柔道整復師さんが、医療系のイラストを販売されています。
医療系の細かくややこしいようなイラストでも、安心して頼めますよね!

他にも、
■料理が得意だから、患者様に向けて健康レシピの配信をしてみよう
■カウンセリングが得意だから、カウンセリングの仕方を他の先生に教えてみよう

などなど、本当になんでもいいんです。

ちなみに新しいサービスを考える時は、
「誰に対してのサービスなのか」
「そのサービスを受けることで何を手に入れられるのか、どうなってほしいのか」
「サービスの詳しい内容」

をしっかりと考えてから、やってみてくださいね!

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治療家、整体師は「一つの手段」だ**

SNSやブログ、ココナラ、ランサーズ、ストアカ、タイムチケット
などなどなど・・・個人が情報やサービスを発信するサービスは、非常に増えています。(noteもそうですね)

治療家の仕事は、小資本、低コストで始められる職業。
治療家は治療しかしちゃいけないなんて決まりはありません。

むしろ、他の仕事と組み合わせたり、副業として行うにはもってこいの仕事といえます。

・あなたが満たされるのはどんな瞬間でしょうか?
・あなたが人よりも優れていると思えることはなんでしょうか?
・あなたが人に喜んでもらえる「治療以外のスキル」には何があるでしょうか?

これらの内容を洗い出し、
是非、今の治療技術、またこれから身に着ける治療技に組み合わせられる
「技術×○○」を探してみてください。

今日の記事を参考に少しでも考える機会を持ってもらえればうれしいです。

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