鬼滅の刃から学ぶ〜夏の暑さの乗り越え方〜
慶應義塾体育会ソフトテニス部の部員日記をご覧いただき、ありがとうございます。今回の部員日記は、経済学部4年武藤充希が担当させていただきます。
皆さんこんばんは。最近日吉駅の松屋が深夜料金を導入し、牛丼が値上がってしまったことがショックです。
夏も本番で暑くなってきまして、部員たちも滝のような汗を流しながら日々技術向上に励んでいます。中にはバテてしまってダウンしてしまうものも何人かいます。僕自身も暑さに体力、集中力を奪われてしまうことが多々あります。睡眠や食事など、科学的な暑さの乗り越え方はもちろんですが、マインド面で暑さをどう乗り越えていくか。今回はこの部分に焦点を当てていきたいと思います。
まずはじめに、太陽の日差しが強く、「あ〜もう何やってもダメだ〜暑すぎるから仕方ない。」というマインドでダラダラと練習していることはありませんか?体が動かないのを暑さのせいにして甘えていませんか?そんな僕は鬼殺隊水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)が妹を殺されそうになって土下座した主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)に放ったこの言葉を思い出します。
たとえ暑くても自分が頑張るか頑張れないか、集中できるかできないかを全て「太陽」に委ねてはいけません!!頑張れていないのは自分!集中できていないのも自分!そうだ!「生殺与奪の権を太陽に握らせるな!!」
夏の太陽は正に人間の体力を食らう鬼👹我々鬼殺隊(部員)はたとえ倒せないにしてもそんな強い鬼にも立ち向かわなければならないのです!日傘や帽子で鬼からの直接攻撃を防いだり、氷や濡れタオルで体温をなるべく下げて鬼からの攻撃の効果を遅延させることも戦う手段の一つです!そういった努力を怠らず一つ一つしっかり行うことで、いつの日か太陽を克服することができるはずです!
これで鬼と戦う心の準備は整いました。ですがまだまだ壁はあります。暑い中の練習でミスが続くと心が折れそうになるときもありますね。例えば後衛練習の6本打ち(6本連続で相手前衛に取られずにボールを返球する練習)で、相手前衛にボレーされまくって疲れて足も動かなくなり、汗でグリップはヌメヌメ、靴の中はムレムレ、こうなってくると打つコースが無くなりメンタルがやられてしまいます。そんな僕は鬼殺隊炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)が炭治郎に放ったこの言葉を思い出します。
己のミスに打ちのめされても太陽よりも熱く、心を燃やせ🔥下を向かずに前を向け!6本打ちでセカンドレシーブをアウトして即交代して、最後列に並び直してクヨクヨ落ち込んでいても、時間の流れは止まってくれない。共に寄り添って悲しんではくれない。心を燃やせ🔥きっと煉獄杏寿郎は画面越しに僕にエールを送ってくれていたのですね。
ここまで強力なマインドが形成できればもう太陽も怖くありません。あとは全日本インカレに向けて卓越した心技体を獲得するのみです!そう!卓越した心技体!卓越した...心技...体。卓越した...。
迷いが生じていないか?本当にインカレで勝つことはできるのか、と。本当にインカレで勝つのに相応しいメンタル、体、技術力を獲得することができるのか、と。
・・・
否!
勝つことはできるのか?ではない!勝つのです!猪突猛進!猪突猛進!猪突猛進〜!
猪突猛進!猪突猛進!フガッ!フガッフガーッ!
最後までお読みいただきありがとうございました。