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初のオンライン半期総会の配信を支えた技術

こんにちは!
マネーフォワード 社長室の武藤です。

先日、当社では半期総会を初のオンラインで開催しました。今回からはマネーフォワードだけでなくグループ会社のメンバーも含めた会となっており、初のことだらけの会となったのですが無事大きな事故もなく配信を終えることができました。今回はその総会を支えた技術(というほどのことはしてないですが)などをご紹介します。

なお、総会の全体的なことについては金井さんがnoteを書かれていますのでまだ読まれていな方はぜひそちらを先にご覧ください。

配信スタイルについて

まずは、ざっくりとした配信の構成についてです。
今回物理で集まったのは運営チームと司会、そして代表の辻のみです。オフィスを配信拠点として、CEO Roomにコントロールルームを設置し、登壇するメンバーは一人づつ会議室に分かれて参加してもらいました。その他の登壇者はすべてリモートでの登壇となりました。

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今回の機材構成について

では、今回どのような構成で配信を行ったかを具体的にご紹介します。
当社は週次朝会などの配信をZoomのWebinarを使って行っています。そのため今回もZoom Webinarを使って配信を行いました。

登壇するメンバーにはStreamYardというサービスにWebブラウザから登壇してもらいました。このStreamYardはWeb上で簡易スイッチングやテロップ挿入などができるサービスです。そこでスイッチングした映像をZoom Webinarのパネリストが画面共有をする形で配信しました。

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このとき、StreamYardの音声をBlackHoleというソフトを利用することでZoomに入力しました。またBlackHoleだけに流してしまうと手元で音声の確認ができないため、Audio Hijackというソフトウェアを使ってヘッドホンにも出力をするよう設定をしておきました。

また、Zoomで画面共有をする際に「ビデオへ最適化」という項目があるのですが、こちらをオンにすると映像が遅延し実用レベルの配信を行うことができなかったためオフにしていました。

配信のクオリティーについて

気になるのは映像が音声に対して遅れて見えるとか、カクついたりなどだと思います。社内なら許容できるレベルではあったものの、正直かなり特殊な構成なのでなめらかで完璧な配信!というには程遠いレベルでした。

しかし、当社の場合はグループ会社のメンバーも閲覧するため、複数のドメインから閲覧できる必要があります。そのため、このような特殊な構成を選択しました。

スイッチングをする効果について

今回の配信では、テロップは多用していませんでしたが、ワークショップの成果発表や表彰パートでは登壇者の入れ替わりがかなりありました。そこでスライドを表示するビューとギャラリービューをシームレスに切り替えるなどスイッチングはしっかりと行いました。

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その結果として、事後のアンケートではテレビのようで没入感を感じたという声や、オフラインよりもクオリティーが高かったのでは?という声をもらうことができました。実際、登壇のパートなどではオフライン開催時よりも登壇者の顔が見やすかったり、オンラインならではの良い点があったかと思います。

まとめ

今回は、マネーフォワード初のオンライン半期総会の技術面についてご紹介しました。
今回はかなり突貫工事的な構成でしたが、スイッチャーを用意して配信するよりは準備コストがかなり抑えられます。そのためこういった経験が少ない方でも比較的再現しやすい構成かと思います。今後は、StreamYardは使いつつより安定する構成を検討して行ければと思っています。

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