手軽に読もうクトゥルフ神話「狂気の山脈にて」前編
あいさつ
こんにちは、無敵艦隊ガガドドンです。
今回はラブクラフトの名作「狂気の山脈にて」を手軽に読めるように要約します。神話生物等の細かな描写はしないので、知りたければ原作を読んでくれよな。個人的に、7章が一番好きです。
ちなみに全体の要約としては
「南極に行ったらでかい山脈があって、調べたら遺跡があった。人類よりも先に地球を支配してた奴らがいるということが判明。遺跡でバケモンも現れたし帰る。お前ら南極行くな。」といった感じです。
登山とかはしないです。
中編…手軽に読もうクトゥルフ神話「狂気の山脈にて」中編
後編…手軽に読もうクトゥルフ神話「狂気の山脈にて」後編
第一章(南極の記録)
今南極の調査が計画されているが"私(ダイアー…地質学者)“はそれに警告している。理由を書いていこう
私達(ミスカトニック大学探検隊)は南極の調査に行ってきた。
初めての南極を見て、大学の図書館にあった、アルハザードが書いたという『ネクロノミコン』に書かれてたレン高原を思い出した。
ダンフォース(助手のひとり)はエドガー・アラン・ポーの『アーサー・ゴードン・ピム』のこと思い出したそうだ。
南極到着。キャンプを設営し、ダイナマイトとか使って化石を掘る。すると、三角形状の縞模様のある化石を発見。これにレイク(生物学教授)が食いつく。
第二章(レイク隊による世紀の発見)
レイクは南極での計画を中断させ、飛行機と人員そして調査用機器を持って北東部に(こっちに三角化石があると推測し)行く。
私と何人かは残って通信機によって連絡を取っていたが、どうやら北東にヒマラヤよりも巨大な山脈を発見したようだった。
調査で洞窟から「謎の生物の化石(まだ柔軟さが残るような)を発見した。これはまるで『ネクロノミコン』に記された〈古のもの〉のようだ」と報告を受ける。
化石等の発見についての報告は無線を通じ、外の世界に届き、科学者達が興奮した。
レイク達は14体の標本を移動先のキャンプ地まで運び、解剖を行う。とりあえず「先行種族」と命名。
私達は強風がおさまったらレイクの方のベース・キャンプに行くことに。
第三章(レイク隊の残骸)
一晩明けるとレイク達と連絡が取れなくなり、急遽予備の飛行機を出してもらい、レイク達のキャンプ地へ飛ぶ。
狂気の山脈というに相応しいそこで、巨石を使った建築物のならぶ都市の蜃気楼を見た。
キャンプ地には11名の死体と破壊の痕跡が残されていた。ソリを引くのにも使われていた犬も死んでいた。ゲドニー青年は行方不明となっていた。
14体の標本の内、6体の不完全なものは3m程ある雪の穴に立たされたまま埋められ、五芒星形の塚が作られていた。完全な標本8体はきれいさっぱりなくなっていた。
それから私達は無事帰国したが、ダンフォースと私は結局、翌日行った遠征(4章以降書かれる)のことはほとんど報告をしなかった。
第四章(調査の再開)
ここからは帰るまでの記録。
現場を一通り調査し、遺体を犬と共に埋葬した。しかしゲドニー、1頭の犬、8体の生体標本、1部の機器、技術書と科学書…等いくらかのものが消失していた。
午後、辺り一帯を飛行機でゲドニーを探したが見つからなかった。
翌朝、ダンフォースと私は飛行機で山脈を越える高さを飛んだ。山腹には規則正しい、左右対称の洞窟の入り口が多く見られた。
私達は高度を上げ、山脈を越えようとしている…。
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