爆弾/呉勝浩
爆弾
およそまだ自分の体で経験したことのない恐怖だが
この本では爆弾の
轟音と迫りくる恐怖が身に刻まれるように
はっきりと感じられた
本書は「このミステリーがすごい2023年」と
「ミステリが読みたい2023年」の二冠をとっている
去年超絶話題の作品であった
この作品は途轍もない思考力を持つ犯人と
途轍もなく賢い探偵役の二人が世間を巻き込みながら
犯人であろうものの犯行を阻止しようとする物語である
この作品はたぐいまれなる頭脳戦の騙しあいだけでなく、
ある不思議な社会への哲学的な思考の過程も含まれており、
より一層読者を翻弄してくれるだろう
ありきたりな言葉になってしまうが「このミステリーはやばい」
ぜひ読んでくれ
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