#1突然、父親になった日(前編、病院到着まで)

2024年9月某日、予想外のLINEから全てが始まった。
37週に入ったところで、妻は前の週から実家に里帰り中。(と言っても電車で30分ぐらいだけど。)
いつ産まれてもおかしくないと頭ではわかっていつつ、まだ来ないかな〜なんて悠長に来週の予定を立てていたら、急に来る「破水した」。
いわゆる前期破水と言うやつで、深夜だったこともあり明日の朝また連絡するねと言ってその日は寝ることに。
振り返ると女性的には破水した時点で入院な訳で、いよいよって時なのに我が家の奥さま落ち着きすぎではないか?
SEあるあるであろう夜間コールで前の日はほぼ寝られていなかったから、この時寝られたのは本当に助かった。

翌朝、スマホを開くと飛び込んでくる「陣痛来た」。
展開が早すぎて全然ついていけないが、とにかく仕事を休む連絡をして荷物をまとめる。
今の職場は小さなお子さんがいる方も多く、妊娠中からとても気を遣ってくれた。この時もわざわざ個人チャットで仕事は良いからと背中を押してくれる上司。過去には糞みたいな上司、ワークイズライフな会社にいたこともあり、ありがたいを通り越して戸惑いが先行するが、改めてありがとう上司。

既に書いたようにとにかく悠長に構えていたので、何も準備なんかしていない。とりあえず転がっていたゴルフボールやテニスボール、下着類をかき集めて鞄に突っ込む。何を思ったかマッサージガンを入れてしまったが、これは本当に邪魔だった…
これから出産を控える方は臨月入ったら荷物をまとめておくことをオススメします。本当にいつ来るかわからないので、せめて忘れ物だけはしないようにしましょう。

とにかく、持てるものを持って病院へ。9:00過ぎに病院に着いて病室に案内されると、既に陣痛5分間隔の妻の姿。
全てが想定外のスピード感で進む中、急に放り込まれて動けと言われるのは中々厳しいので、事前知識を入れておくのはとても大事だなと思いました。これは我ながらやってて良かった、ありがとうYouTube。

書き出したら思ったより長くなったので、後編に続きます。

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