#4 システムエンジニアが見た夜泣き対応

先日投稿した自己紹介、想像以上に多くの方に読んでいただけて驚いています。皆さまありがとうございます。
現在妻と産まれたばかりの娘は里帰り中のため、私は休みの度に妻の実家にお邪魔しています。そうなると、行った日の夜は頼んだよ〜という流れで夜泣き対応に勤しむことになります。
そんな訳でまだ数える程の夜しか経験していませんが、現時点で気付いたことを仕事とリンクさせながら整理します。
※100%私見です、悪しからず。

①夜泣きとシステムの夜間保守は似ている。

システムエンジニアとしてシステム保守を担当していると、そこそこの割合で夜間コールというものが発生します。
皆さんが昼間に使われるシステム(アプリ)は、主に夜中や休日にメンテナンスが行われています。そして多くの場合バッチと呼ばれる仕組でメンテナンスは自動化されているのですが、このバッチが様々な理由でエラーを起こします。こうなると最悪の場合は次の日システムが使えなくなるので、何時であろうと夜間に電話が鳴ったらSEは確認を行い、時には復旧作業を行います。

これって子供の夜泣きとすごく似ていませんか?
子供というシステムが異常を知らせる(=泣く)場合、何時であろうと確認が必要という点で個人的に(嬉しくないですが)高い親和性を感じています。

②夜間のポイントは意識の切り替え?

子供がどの程度寝てくれるか、という点は個人差がありすぎるので、そもそも寝られないんだよ!という方はすみません。
幸いにも(今のところ)ウチの子供はとても寝てくれるので、授乳・おむつのタイミングで泣くぐらいなのですが、それでも睡眠は細切れになります。
そしてトータルの睡眠時間で見ると意外と6時間とか確保できている、ただ全然休まった感じがしない、ということが頻発しています。
これが地味に辛いです。急に起こされて頭がフル稼働した状態が続くことで、対応が終わった後も目が冴えて寝られない、無理やり目を瞑っても深い眠りに入れない、というのが仕事と同じすぎて苦笑いしています。
(SEに限らず、夜間対応の経験がある方はわかっていただけると勝手に思っています。笑)
対応時だけ自分のスイッチをオンにして、終わったらオフにする、ができれば良いのですが我々は機械ではないので正直無理じゃん…というのが本音です。ではどうすれば良いのでしょうか?

③結局、解決策は場数なのか。

結論、経験を重ねることが唯一の解決策ではないか、というのが現時点の仮説です。
経験値が溜まると目の前の事象をパターン化できるようになるんですよね。
弊社の上席陣を見ていると初期判断が物凄く早い、というより身体が勝手に判断しているように見えることがあります。経験則を用いて最小の労力で答えを出している感じです。
これを夜泣きに当てはめると、この泣き方はおむつ替え、この時間ならミルク、これは普段と違うから真剣に見なきゃ、と頭をフル稼働させずとも最適解を引っ張り出せる状況が理想的です。

また地味に辛いのはエラーがいつ来るか、と待ち受けることで気が張り続けてしまうことです。
この点は、我が家は病院で使われていたセンサーを使うことで対策しようとしています。
多少値は張りましたが、安心が買えるのであれば悪い買い物では無いかなと。どうしてもお金と安心がトレードオフになるのが現実ですが、この点はパパ頑張ります。

ということで、当面の目標は考えなくても身体が動く状況になるまで経験値を重ねることです。
数を重ねる中で他の発見があった際は都度アップデートしていきます!

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