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衆院選注目選挙区①

どうも皆さんはじめまして。ラバハと申します。アラフィフ氷河期世代のオッサンで、文化批評なんかを書いてます。

昨日15日より、第50回衆院選が公示され12日間の選挙戦が始まります。開始前から既に予想も出ており、概ね各紙、自民党が単独過半数を取れるかどうかが今回のポイントだと指摘しております。

つまり、自民公明党は微減、他各野党が微増といったところで政権交代までは今回起こらないという予想をよく見ますね。もちろんこの12日間で大きく変わる可能性もあり、それが選挙の面白さでもあります。


選挙は祭り

選挙は有権者が主役のお祭りです。それぞれの党の主張が競い、各小選挙区で勝ち負けが明暗と分かれ、そしてその結果自分の財布の中身が変わるという脳汁出まくりのエンタメだと思います。そこに渦巻く人間ドラマを自分の選挙区だけで終わらせるなんて本当に勿体ないと思います。

というわけで、今回は独断と偏見で、衆院選の個人的注目選挙区を何回かに分けて紹介できればと思っております。

沖縄4区

沖縄県は1〜4区まであり、もともとオール沖縄という野党連合が強い地域です。ただし、今回野党の選挙協力がうまくいっておらず、それを如実に物語る選挙区となっております。

 オール沖縄内でもうまく調整できず、1区の絶対候補、共産党の赤嶺氏に、公示前当初、れいわ新選組が個別候補を立てると発表し、野党内で大モメとなりました。共産党としても当然看過できず、結果れいわ新選組が候補を取り消しました。しかし4区はれいわ新選組は山川氏を立て共産党と潰し合いを選びます。れいわ新選組は東京に次ぐ得票数の多い県なので諦めきれません。
 南西諸島は今後安全保障上、最重要点になることは間違いありません。野党が議席を守れるのか、注目しております。


山口2区

やっぱりここは外せませんよね。岸信千世さんの選挙区です。今はもう公式HPでは見られない貴重な家系図がコレです。

批判を受け現在はHPでは取り下げています

 総理の血縁者という条件の誰かを、後ろの大人たちが探してきたという印象を受けます。山口は、歴々と岩盤支持層の強い地域ですので岸氏が余裕かと思いきや、前回の補選結果は僅差での勝利。今回も立民の平岡氏が善戦しているそうで、有権者の世襲議員への厳しい目というのが醸成されてきたのでしょうか。この一騎打ちは注目ですね。


香川1区

映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」「香川1区」、その後センキョナンデスの映画でも取り上げられた超有名選挙区です。

地盤看板なしの立民の小川議員とデジタル庁長官を務めた自民の大物平岡氏の戦いです。既に旬は過ぎたかもしれませんが、今回も注目に値する選挙区だと思います。

和歌山2区

 自民党公認で立候補を予定するのは二階伸康氏です。父は、党派閥の裏金問題を受けて引退した二階俊博・元幹事長で、その地盤を継ぐ世襲議員です。そこに、裏金問題で離党勧告を受けた世耕弘成氏が、参院からの「くら替え」となる無所属での立候補を表明しました。世襲対裏金というなんともすごい様相です。二階氏はアリと象の闘いとだと謙遜しますが、地盤の強さは二階氏に分があると見ています。


今日はここまでです。
また次回は大阪や東京もご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございます。



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