ブルームーン

ブルームーン

薄紫の月明かり
カクテルグラスが
恋の影を揺らす  
甘いスイートヴァイオレットが
思い出の香りみたい 

涙が一滴そっと流れて  
出来ない話を風に乗せた
君に描いた夢の世界があった

叶わぬ恋って知ってるよ  
一途な気持ちは時に切なくて
だけどこの胸に秘めた願いは  
ブルームーンの下で
ずっと抱きしめていたいんだ

薄紫の冷たい夜
愛のカタチは
少しずつ変わって 
やさしい月の光が
思い出の道を照らす  

葉音のときめきに夢中になって 
恋の行く先を恐れるより
君と私の物語を綴ろう  

叶わぬ恋って知ってるよ
ニオイスミレは心に香る影
だから切なくて　満たされたくて
ブルームーンの夜に
キミを抱きしめていたいんだ

時が経てば色あせちゃうのかな？
それともずっと美しさを残す？
秋の風が恋をそっと揺らしながら

薄紫の月明かり
思い出の中で
完全な愛と叶わぬ恋は
一つになって私を照らすから
ブルームーンの下で
ただ、君を待つね