6年半付き合った相手に、ある日突然LINE二往復でフラれた話。②

前の日記で書いた通り、私は6年以上付き合った相手に、LINE2往復でフラれた。
が、相手にも一応言い分はあり、追加のLINEが来た。
自分は仕事や職場の人間関係に疲れ切っており、私と結婚する為に両親を説得する気力もない、と。

そんなに疲れ切っている人が、これから全く知らない人と出会い、婚活する気力はあるのか。
私のために頑張る気力はないのに、まだ見ぬどこかの誰かと婚活するためには頑張れるのか。
相手の言い分を聞き、余計にもやもやしたが、もう考えないことにした。
「分かりました。婚活頑張って。」
「ありがとう!頑張るよ!」
LINEでもわかるくらい、奴は希望に満ちてキラキラしていた。

その後1ヶ月ほどして、奴と顔を合わせる機会があった。私はサービス業に就いているため、客として店に来られた場合、拒否することは出来ない。

奴は明らかに輝きを失っていた。

「婚活上手くいってるの?」
「あー…知り合いの紹介で2人会ってみたんだけど、ダメでした。完全に甘く見てたわー。」

奴が婚活にどれ程の夢を抱いていたのかわからないが、私という足枷さえ無くなれば、すぐにでも新しい彼女が出来るとでも思っていたのだろうか。

現実を知った奴は、私とヨリを戻すために来たのかもしれないと思ったが、気付かないふりをして、冷たくあしらった。
これで本当にもう、奴と会うことはないだろう。

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