#14 EA作成の第3歩
QQEストラテジーを上位足のQQE判定を組み合わせて検証してみた
■今回、調査した通過ペア
ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ボンドドル、ユーロポンド
■時間足の設定
今回は、1分、5分、15分、1時間、4時間、日足で、上位足になりえる組み合わせを検証
■トレーディングビューの設定
1分足
■ドル円
1分足と5分足の組み合わせ。最終的にはプラス利益ですが、途中のドローダウンが気になりますね。
1分足と15分足の組み合わせです。
こちらは、利益がマイナスで終わってますので、問題外ですね。
1分足と1時間足の組み合わせです。純利益はプラスですが、極端にトレード回数が少ないですし、勝率も悪い。。。
1分足と4時間足の組み合わせです。純利益がマイナスで終わってますので、問題外です。
1分足と日足の組み合わせです。トレードは発生しませんでした。
■ユーロ円
1分足と5分足の組み合わせです。最終的にプラスで終えていますが、途中でドローダウンが気になります。
1分足と15分足の組み合わせです。最終的に利益がマイナスになっていますので、ダメですね。
1分足と1時間足の組み合わせです。最終的に利益がマイナスになっていますので、ダメですね。
1分足と4時間足の組み合わせです。利益がマイナスになっていますので、ダメですね。
1分足と日足の組み合わせです。そもそもトレードが発生しなかったです。
■ポンド円
1分足と5分足の組み合わせです。利益がマイナスになっていますので、ダメですね。
1分足と15分足の組み合わせです。利益がマイナスになっていますので、ダメですね。
1分足と1時間の組み合わせです。利益がマイナスになっていますので、ダメですね。
1分足と4時間の組み合わせです。利益がマイナスになっていますので、ダメですね。
1分足と日足の組み合わせです。そもそもトレードが発生していないですね。
ん?プログラムのロジックが?!
ここまで検証していて、ふと思いました。
あれ?下位足が1分足(サインは頻発)で、上位足が日足(サインは少ない)で、なんで、トレード回数が0になるのか・・・・
検証結果をみても、上位足が長くなればなるほど、トレード回数が少なくなってくる。。。
これは想定しているロジックじゃない!!
イメージは、上位足のQQEシグナルに下位足がそろったときだけ、エントリーしていく想定なので、エントリー数はそんなに上位足が長くなっても減らないかと思っていました。
まずは何故、そのようになっているかを調査しました。
QQEのシグナルは、ドテン売買だということを忘れてました!!
色々と調査したり、プログラムを改修してみたのですが、全く変わらなかった・・・
転機は、プログラムだけ睨めっこしていたのをやめて、チャート上にシグナルを表示してみたことでした。
ん!!???
Long判定しか出てない・・・
はっ!!
QQEはドテン売買だから、下位足の判定がShortになっても、上位足の判定がShortになるのは次の日以降だから、Long入るけど、Exitされない!!
そうゆうことか・・・・この瞬間がプログラムやっていて、気持ちいい瞬間ですね!
さて、この問題をどう解消するか。
色々と案はありますが、シンプルにしたいと思います。
AIにも解決方法を聞いてみた
以下は、コパイロットの回答。
おっしゃる通り、上位足が日足の場合、QQE判定がLongの状態が続くと、下位足でLong判定は頻発するものの、Short判定が出ないためにトレードがクローズできず、結果としてトレード回数が0になる可能性があります。
原因の詳細
上位足のLong判定が続く:
上位足(日足)のQQE判定がLongの状態が続くと、下位足(1分足)でのLongシグナルは頻繁に発生しますが、Shortシグナルが発生しにくくなります。
トレードのクローズができない:
下位足でのShortシグナルが発生しないため、Longポジションをクローズする機会がなくなり、結果として新しいトレードが開始されません。
解決策の提案
この問題を解決するためには、いくつかの方法があります:
上位足の条件を緩和する:
上位足のQQE判定の条件を緩和し、Shortシグナルが発生しやすくすることで、トレードのクローズ機会を増やす。
トレードのクローズ条件を追加する:
上位足のQQE判定に依存せず、下位足の条件のみでトレードをクローズする条件を追加する。
トレードの時間制限を設定する:
一定期間内にトレードがクローズされない場合、自動的にクローズするような時間制限を設定する。