「スピードが熱を生む、量が質を生む」前に進む人だけが手にする景色
前に進む人だけが手にする景色
「もっと良い方法があるかも…」「もう少しクオリティを上げてから動きたい…この状態で人に見られるのはカッコ悪い」
このように考え、慎重に進めるのは決して悪いことではありません。でも、この間にも先に動いた人が、どんどん前へ進んでいるのも事実です。
成功する人とそうでない人の違いは、才能ではなく、スピードと量にあると言われます。私が、箕輪厚介さんや西野亮廣さんのオンラインサロンで、ギラギラ自己啓発していた時に、私の体に染み込んだ言葉です。お恥ずかしいですが、ギラギラしていました（繰り返すな。笑）
この「スピードが熱を生み、量が質を生む」という考え方のおかげで、多くの人を助けることができました。本当に刺さる言葉です。。
価値観が近い人が自分の周りに集まるのか、同じ環境で働いているから価値観が同化していくのかはわかりません。でも、この法則を理解し、意識を持つことで、確かな成果を手に入れることができます。今回は、この「スピードと量」について書いてみます。
■ スピードが熱を生む
「よし、やろう！」と思った瞬間の熱量は高く、時間が経つほど冷めてしまいます。スピードを意識して動く人は、この熱があるうちに行動し、周囲を巻き込みながら流れを作ります。直感を信じるレベルで動くのです。
たとえば、仕事でもこんな場面があるはずです。
✅ 企画書を頼まれたとき、すぐに叩き台を出す人は、フィードバックを受けながら短期間でブラッシュアップできる。
✅ 新しいスキルを学びたいとき、即決して人が悩んでる時間、既に学びの時間に充ててる人は、成果や上達が早い。
✅ アイデアが浮かんだとき、すぐに試す人は、成功・失敗を繰り返しながら形にしていく。（失敗を成功の一部としか思っていない。）
逆に、「もっと考えてから…」と時間をかけすぎると、せっかくの熱が冷めてしまい、行動そのものが遅れてしまいます。そして結局、出せないまま時間だけが過ぎてしまう。
でも、わかります！何でもかんでも自分の直感でとか、すぐ動け、まず動けなんて、周りに人がいるんだから…、チームで動いているんだから…って、思いましたよね。でもね…（でもででもを上塗りする二重デモ）
だからリーダーになることが必要なんです。
あなたは気づいてないかも知れませんが、凡人はこんなことで悩みません。自分のペースで動きスピードを意識しません、そして、そもそも成功を意識して、どう動けばいいか？とすら深く悩まないのです。「失敗したくない」「楽な道を選びたい」と考え、行動を減らしてしまいます。
リーダーが「スピードと量が本当に成功に繋がるのか？」なんて考えるのは、より高い成果を求めているからです。つまり、この問い自体がリーダーの証 です。
60点でもいいから動いてみる！早めにフィードバックをもらって改善する！動いているうちに周りの意見が集まり、結果的に想定よりも良いものに仕上がる！
これを体感して欲しいです。すぐ動いてほしい！と指示ができるのは、リーダーが「スピードが熱を生む」効果を知っているからです。
■ 量が質を生む
「もっと良いものを作ろう」、「もっと完璧にしてから出したい」
そう考えるのは、向上心がある証拠です。でも、ハッキリ言います。
できません。何故なら、才能がないから。
急にキャラ変してごめんなさい。でも本当です。仕事は「才能」でなくて「技術」を覚える場所だからです。完璧を求めるとかいう次元の人は別として、要求水準を満たす一定ラインに業務サービスの質をあげるには、経験という量をこなすしかないのです。
ここで、興味深い研究があります。
ある美術の授業で、学生を2つのグループに分けました。
Aグループ：「1枚の最高傑作を作る」
Bグループ：「できるだけたくさんの作品を作る」
すると、最もクオリティの高い作品を作ったのは、「たくさん作ったBグループ」でした。彼らは試行錯誤を繰り返しながら、作るたびに改善点を見つけ、自然とスキルが上がっていきました。
一方で、「最高の1枚」を作ろうとしたAグループは、完成度を上げようとするあまり、筆が止まり、結局大した作品を作れなかったのです。
これは、どんな仕事にも当てはまります。
✅ プレゼンがうまい人は、数えきれないほどの場数を踏んでいる。
✅ 企画が通る人は、過去に何本も提案してきた経験がある。
✅ 文章がうまい人は、毎日書き続けてきた習慣がある。
だから「量が質を生む」のです。初めから完璧を求めるのではなく、まず数をこなす。そのうち、気づいたら今までよりもはるかに高いレベルに達しているものです。この法則を信じて、まずは一歩踏み出してみてください。
■ 悩むなら、動く。考えるのは手を動かしながらでいい。
いかがでしたか。「 スピードが熱を生む、 量が質を生む」私の大好きな言葉です。慎重になるのは悪いことではありません。
でも、考えすぎて動けなくなるよりも、60点でもいいから出してみる。完璧よりも完了を目指す。一度動けば、状況が変わり、フィードバックが得られ、そこから改善できる。そして、数をこなせば、自然とスキルも上がり、自信もついてくる。
このシンプルな法則を取り入れた瞬間、見える景色が変わります。あなたの前には、もっと広がる可能性がある。今日から一歩踏み出してみませんか？
ありがとうございました。でも、無理は禁物。人を頼ってくださいね。