『投資・探訪記♯6』高配当株投資の良し悪し
23年10月に会社を退職したこともあり、安定的な収入も無くなるので、もう少しちゃんと資産運用しようと考えました。これまでと同じようなチグハグ投資ではいかんなと・・・。
これまでは「配当」というのは私にとっては額も大きくないし、基本的に全く考えず投資していたのですが、いくつか高配当投資に関する本を読んでいくと、安定的に3%とか4%の配当金が出るのはいいなと考えるようになり、ちょっとやってみることにしました。
結果的に24年の初期に株価が上昇したので、その恩恵も受けることができました。
ただ、やってみていろいろ思うことが多かったので、記録として残しておきます。
(いろいろご意見はあると思いますが、あくまで個人的な感想です)
◾️高配当投資の良い点
・企業選びを間違えなければ安定的に毎年配当金を得られる(銀行に預けるよりお得)
・いい企業も多いので、株価も極端な上下動は少ない気がする
・増配するような会社を選べれば最初利回り3%であっても4、5%と上がる可能性がある
・しっかりその企業を好きになり応援した方がいいので、事業計画などしっかり読んで、心底応援したい気持ちになる
・たまに見直しはいるかもですが、基本放置で良いので何より楽
◾️高配当投資の気になる点
・配当利回りをよくしたいので、なるべく安値で買おうとするので、特に最初株価は冴えない(含み損)ことがある
・株価急落時や含み損を抱えた状態でも持ち続けることが大事だと思うので、精神衛生的にはスッキリしない。買い増しするチャンスではあるが・・・
・逆に株価が上昇していっても、持ち続けるのであればその恩恵を受けにくい
・配当を出すことが目的化している企業もありそうで、本当に追い続けて良い企業か見極めが必要
そして、何より気になったのが以下。
例えば、100万円の株価で利回り3%とすると年間3万円を得られるわけですが、ある意味1年かかって3万円。
100万円の株を買える資金があれば、極論1日で3万円上昇する株式を手にするチャンスはそれなりにある気がします。
つまり、時間的なパフォーマンスとして本当にお得なのか?ということがすごく気になました。
時間のない会社員の方などにとっては、高配当株式投資はすごくいい手法だと思うのですが、今の私には違う方法を考えた方がいいなというのが現時点の結論です。
とはいえ、そもそも1日で3万円上がる株を持てればいいけど、逆に下がるものをつかむ可能性もあるわけで、本当にうまくいくのだろうか。
こうして、悩み、さまよう日々は続く・・・
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