【S16使用構築】受けサイクルwithこだわり三銃士【レート1900】
はじめに
初めまして。おいけさんです。
ポケモンXYからシングル対戦に触れてきて、初めてレート1900を達成できたので、構築記事を残してみようと思います。
読みにくい点などあれば教えてください。
使用構築(レンタルあり)
テーマのようなもの
今までの取り組み方としては、使いたいポケモン+相性補完を意識したポケモンを入れただけのような構築で潜ることが多く、サイクル構築なのか対面構築なのかよくわからない状態で戦っていたためあまり勝てていなかった。(当たり前)
過去を振り返り、自分なりに綺麗な立ち回りで勝てていた構築を思い出してみたところ、下記の仮説に辿り着いた。
自分に合った構築タイプとは?
・受けポケモンでサイクルを回して、スカーフウオノラゴンを着地させる
自分に合ったポケモンとは?
・高速再生技があり無限にサイクルを回せるポケモン
・高火力で交代先に負荷をかけられるポケモン(ウオノラゴンのようなポケモン)
仮説をもとに、今回のテーマを「自分に合ったポケモンで自分に合った構築タイプをつくろう」に決定し、パーティ構築に取り掛かった。
構築経緯
①受けポケモンでサイクルを回す組み合わせで思い当たるのが、「アマガドオー」、「ドヒドディンルー」だった。ドヒドイデが好きということもあり、「ドヒドディンルー」を採用した。
※過去世代で好きだった「バンギムドー」も使ったが自分では活躍させてあげられなかった
②ドヒドイデをゴツメの物理受け、ディンルーを食べ残しの特殊受けで使用していると、相手のアカツキガチグマがしんどかったため、はがねテラスを切ればほぼ全ガチグマを起点にできるめいそうラティアスを採用し、基本選出とした。
③上記3体の受けサイクルでは「ラティハッサム」のような攻めサイクルでディンルーのHPがたべのこしで追いつかなくなってきた且つ、状態異常が嫌だったため、ディンルーの代わりとして、高速再生技持ちの物理受けキョジオーンに変更した。
④それでもまだハッサムがきつかった、且つサーフゴーがややこしかったので、サーフゴーに受け出ししつつ、高火力炎技で負荷をかけられる眼鏡イーユイを採用した。
⑤ここまで電気技と地面技の一環がすさまじかったので、一貫を切りつつ、高火力で負荷をかけられる鉢巻霊獣ランドロスを採用した。
⑥ラスト1枠はずっと悩んでいたが、ここまででSラインの最速が110族のラティアスで、SVでは物足りないと思い、岩技とドラゴン技の一貫を切りつつ、害悪ポケモンへの牽制もできるスカーフサーフゴーを入れ、構築が完成した。
個体紹介(並び順)
キョジオーン
持ち物:たべのこし
調整:HBぶっぱ、余りD
今作のお気に入り。
初手のハバタクカミやパオジアンがきついため、こいつを初手で出すことが多い。
起点にされないように、技選びはしおづけから入ることがほとんどだった。
相手をサイクルで疲弊させるためにステルスロックを搭載していて、暇なときに打つ技としてちょうどよかった。
テラスタイプは眼鏡ハバタクカミのムーンフォースやウーラオス意識で毒テラスにしていたが、地面技意識のテラスタイプにしたほうが強そうな場面も多かった。
選出率は2位
ラティアス
持ち物:隠密マント
調整:HSぶっぱ、余りC
対アカツキガチグマ最強ポケモン。
キョジオーン対策をガチグマで一任しているパーティが多くて大活躍。
キョジドヒドがガチグマに弱いが、ラティアス後出しで十分に間に合う。
ラティアス引き読みブラッドムーンも6割程度のダメージなので、鋼テラス切ってじこさいせいで完封モードに入れる。そうなるとガチグマは引くかあくびなため、はどうだんを選択する。(めいそう積む前にはどうだんをしておけばパオジアン引きへの牽制になる)
鋼タイプのふゆうはランドロスやグライオンにも強くてそれもグッドポイント。
めいそうをアンコールしにくる最速オーガポンとの同速対決は気合いで乗り越えた。
選出率は3位(テラス率は1位だと思う)
イーユイ
持ち物:こだわり眼鏡
調整:CSぶっぱ、余りB
特殊火力担当。
サーフゴーやアーマーガアなどの有利なポケモンの前でオーバーヒートを選択すると、相手一体持っていける恐ろしいポケモン。
パーティに地面弱点が4体いるため飛行テラスにしていたが、ついでのテラバーストが相手パーティに一貫しやすく、相手からは見えない勝ち筋として優秀だった。
選出率は5位
ランドロス
持ち物:こだわり鉢巻
調整:H68、A196、B12、D4、S228
(調整意図忘れてしまった)
一貫切り物理火力担当。
特に地面タイプの一貫を切らないといけないため、ラティアスを出さない場合は絶対に選出していた。
過去のシーズンで飛行テラバの火力が気持ち良すぎたため、そのままにしていたが、打ちたい場面がなかったのでフェアリーテラスのほうがよかったかもしれない。
ドヒド対面、どくどくを嫌った相手カイリューが鋼テラスを切ることが多いので、鉢巻じしんが押しやすかった。
選出率は4位
ドヒドイデ
持ち物:ゴツゴツメット
調整:HBぶっぱ、余りD
本パーティの圧倒的主軸。
こいつのどくびしですべてが始まる。
有利対面を作ってどくびし、または、浮いてるポケモンへの交代読みどくどくでサイクルを有利に進められる。
くろいきりで持久力ブリジュラスに強いのもグッドポイント。
そんな積み技ケアのくろいきりだが、シャドボDダウンを打ち消したり、耐久面でも活躍することがあった。
相手パーティにウーラオスが居ないかつ、どくが入らないポケモンが3体以上いる場合は選出しなかったが、それ以外は全部投げた。
ちょうはつがとんでもなくきついので、ちょうはつされるタイミングでこだわりポケモンに引くことができなければ、結構苦しい展開になる。
選出率は堂々の1位(ほぼ100%選出)
サーフゴー
持ち物:こだわりスカーフ
調整:CSぶっぱ、余りH
上5体でどうしようもない相手用。
対応できるポケモンが多いゆえに選出したくなるが、タスク過多ですり減っていくため注意が必要。
めずらしいところで言うとフェアリーテラバースト採用なところ。
マジカルシャインとの差別化点は、相手ミリ残りのポケモンを素テラバーストで倒した後の「何をしてくるかわからない」感。
一応活きた場面もあったがマジカルシャインでよかったと思う。
フェアリー技は一貫しやすいため、スイープ役としては強かった。
どくステロですり減った相手3体をフェアリーテラバーストでしばいていく姿を数回見せてくれた。
選出率は6位
選出パターン
基本方針
・地面技の一貫を切るため、ラティアスかランドロスは基本的に選出する。
・相手パーティにウーラオスがいる場合はドヒドイデ。パオジアンとハバタクカミが同時にいる場合はキョジオーン。アカツキガチグマがいる場合はラティアスを投げないと厳しい戦いになる。
基本選出(7割)※迷ったらこれ
ドヒドイデ+2体(キョジオーンorラティアスorランドロス)
イーユイ選出(2割)※イーユイが刺さってる場合
イーユイ+2体(キョジオーンorドヒドイデorラティアスorランドロス)
サーフゴー選出(1割)※上記選出で対応できないポケモンがいる場合
サーフゴー+2体(キョジオーンorドヒドイデorラティアスorランドロスorイーユイ)
キツイポケモン
・初手ブエナテツノツツミ
キョジオーンでテラスしおづけか、ラティアスでテラスはどうだん、またはサーフゴーでドロポン外しお祈りぐらいしかない。
後発の場合は毒さえ入れられればドヒドイデのじこさいせい連打でテラス不要で倒せる。
・ちょうはつ剣舞パンチグローブウーラオス
ドヒドイデがカモられる。でもウーラオス見たらドヒドイデは出さないといけない。サーフゴーを選出できる余裕があればなんとかなるかもしれない。
・ちょうはつビルドアップコノヨザル
同じくドヒドイデがカモられる。ランドロスのいかくを合わせて、イーユイ、サーフゴーで上から殴る。
最終結果(前日で撤退)
目標としていたレート1900を達成できたので、最終3桁も夢ではあったが、今回は前日に撤退した(英断)
レート1900をかけた戦いで受けに強いゴチルゼル入りに当たり、パニック状態でこだわり3体選出をしてしまったが、イーユイの飛行テラバで乗り切った。
おわりに
構築記事を初めて書いてみて、アウトプットの重要さに気づけた。自分の考えを言語化することで、頭の中が整理され、また一つポケモン対戦力がレベルアップした気がする。
自分に向いている構築タイプを見つけられたと思うので、環境に合わせてカスタマイズしていく予定でいる。
受けサイクルで勝ち切ることは難しいと聞いたことがあるが、まずはこのタイプをブラッシュアップしていきたい。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。