ふりかえり大阪散歩 5 大林組歴史館
大阪散歩をするようになって心に残った場所があります。それは、
大阪の北区にある大正末期から昭和初期に流行したスパニッシュスタイルが印象的なル・ポン・ド・シェルというビル。
このビルの3階に、
どうやら2022年に閉業してしまったようですね。大阪の近代化を知るいい場所だったんですが。
天王寺で博覧会があり、“大林高塔”というものが建設されたそうですね。
それが通天閣のモデルになったとか。
御堂筋は、1937年(昭和12年)5月11日に完成しまだそうです。
御堂筋は、梅田と難波を結ぶ大幹線道路として大林組が整備したようですね。当時の道路幅は約6m、御堂筋の拡幅工事では44mに広げられたとか。そのときに電柱も地中化されたりしたそうです。今見られるイチョウ並木もこのときに植えられたとか。
創業社主の大林芳五郎が「…この下町の、このたくさんの家が五十年あるいわ百年の将来には、大厦高楼に建て替わる時期が必ず来る。」と予見し、1892年に大阪で土木建築請負業を創業したそうです。
この窓からの眺めを見ると的確な予見だったのは疑う余地もないですね。
つづく