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私と和歌山の旅 12 和歌山市内
久々のひとり旅、和歌山旅行2日目、朝寒くて起きました。身体が冷えた状態では困るので朝から行けるサウナないかなと探していたら徒歩圏内のビジネスホテルがありました。
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どうもこのビジネスホテルはサウナと温泉にだけでも入れるようで朝から暖まれてこの日は助かりました〜
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ホテルの最上階の露天風呂からは朝日に照らされる紀の川がきれいに見えました。
ホテルの真下にはJRと南海電鉄が通っていて、南海電鉄のラッピング電車、“めでたいでんしゃ”はかわいかったですね。また機会があれば乗ってみたいです。
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さて、せっかく和歌山市に来たので、
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この日は和歌山城に行きました。
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和歌山城は虎臥山(とらふすやま)山頂に建造され、北部を流れる紀の川を天然の堀とする城で、1945年、7月にアメリカによる大規模な爆撃により天守などの指定建造物11棟すべてを焼失しましたが、市民の声があり、1958年に天守群が鉄筋コンクリートにより再建されたそうです。
あといい画像がなくて紹介できないのですが、ずっと気になっていたのは、この和歌山の寺社や庭園に使われている石が緑色の平らな石材が多く、このことを和歌山城のガイドさんに聴いてみると、紀州青石という石材らしいです。
またこの石は対岸の四国でも採れ、徳島城の石垣で有名な阿波青石と同じ石のようですね。
とりあえずは天守閣を目指します!
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なんか砂利を蹴飛ばしたな〜と思って下を見たら私がハート型を崩してました。
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城のなかは鉄筋コンクリートの現代建築なので特に面白みはなかったのですが、手鞠のデザインのランプがかわいかったです。
天守閣の展望台に上りました。
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この日は前日と違いよく晴れました。この画像は天守展望台から真西の方向で紀の川の河口が海と繋がってるのが見えます。
和歌山のまち全体が四方に見渡せて地形がわかりやすいですね。一見の価値があると思います。
さて、天守閣から下りて、
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藩主が生活していた二の丸と、庭園がある西の丸をつなげる傾斜のある橋で、こちらも戦災で消失したものを江戸時代の図面をもとに木造復元されており、実際に通ることができるというので渡ってみましたが、
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緩く階段にはなってましたが、前日自転車を漕ぎ過ぎて、筋肉痛のこの日は歩きにくかったです(^◇^;)
その後は和歌山城公園内を散策、
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和歌山城公園の周辺の緑地も広々として、定番の顔はめパネルなどもありましたね。また公園内にある、“わかやま歴史館”では和歌山出身の著名人についての展示もあり、勉強になりました。
この日はよく晴れて日中は暑いくらいだったので、暑さを凌ぐため和歌山県立近代美術館に行くことにしました。
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この時期の展示は、
アメリカへ移住した日系移民の芸術活動中心のアートの展示があり、これまで見てきたように移民史に興味のあった私はこの展示を見ることにしました。
会場に行こうとすると、「今からシンポジウムがあるのでどうぞ聞いて行ってください!」と言われ、少しだけ参加しました。普段深く芸術系の講義など聞かないのでよくわからなかったですが、このシンポジウムに参加したことでアメリカにリトルトーキョーが残っていることを知れてよかったです。
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夕方に差し掛かるころ、翌日は仕事もあるのでそろそろ帰宅しようとすると、中途半端に時間があったので、朝ホテルから見えた紀の川に行ってみることにしました。
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朝にホテルの露天風呂から見えた橋が2つあり、「なんで2つも並んでいるんだろ?」と思って気になってきて見ましたが、どうも老朽化で古いほうの橋がまだ使われながらも側に新しい橋がかけられている様子でした。
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この前日は、レンタサイクルで時間いっぱい自転車を漕いであちこち回ったので、この日は川のそばでゆっくりできてよかったです。
ある程度川辺でゆっくりしてから帰ろうと駅に向かうと、
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朝行ったホテルが見えてきました。朝入った屋上の露天風呂の部分が見えました。「右側にある男風呂の方が広々としてよさそう〜」ってただ羨ましく思いましたね。わざわざ外から見てそんなこと考える人少数なのでしょうけど、私はこのときたまたま見てしまって、勝手に損失を感じてしまった瞬間でした。
このときはまだ仕事をしていたので、「あー、明日も朝からバイトだし、早めに帰るか〜」と夕方日も高いうちに帰宅しました。
また近いうちに別の和歌山が見られたらいいなと思っています(´∀`)
おわり