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急遽名古屋へ 3 常滑

 早朝、コンビニで買ったパンとスープを食べ終えて、今日の目的地へ向かいます。

名古屋の駅前

 名古屋って通り過ぎることが多かったので、こんなに駅近の様子をじっくり見ることはあまりなかったです。高いビルがたくさん並んでますね〜

 さて、慣れない名鉄に乗り、電車で40分ほど、向かった先は、

常滑駅!

 そうです、私が見たいものは…、

あ、巨大な招き猫が!
壺の並ぶ坂を上り歩道橋から見えたのは、
招き猫のアタマ!

 ここは、一体どんな土地なのか、知りたくて道をどんどん進みます、

不可思議な建築、
横には煙突が
ふたつの建物の2階部分に通路が!
逆側に回ってみました。


建物の間に伸びる通路

 あれ、「どこかで見た街並みだなぁ」そう思いながら街を練り歩きます。

丘にある街並みのためか傾斜の独特な舗装をよく目にします
こちらも土管が積まれたような舗装


だんだん坂

 こちらなんか有名な通りのようですね。この通りに面する建物は元は廻船問屋のようです。

 幕末に建てられた家屋が今も残っているみたいでしたが、この日は新年明けてすぐなのでまだやってなかったみたいです。

  坂を上ったり下りたりうろうろしていると、

お社が!

 立派な神社に出ました。ここは一体?

坂の下は海岸線が近いようです。

 地域の神社みたいですね。陽当たりがよく雰囲気のいい神社でした。

 坂を下ると、

登窯のようです
中を覗くと
窯が登っています

  はい、もうおわかりだと思いますが、ここ常滑は窯産業のまち、日本六古窯のひとつ(他は瀬戸、越前、信楽、丹波、備前の五つ)だそうで、中でも最も古く最も規模が大きいとか。

 この知多半島では古くから粘土がとれ、ここで焼かれたものは海路で東西へ運ばれていたようですね。

坂の多い丘の街並みは
アラブ建築の街並みを彷彿とします

 アラブ建築というと礼拝所であるモスクをイメージする人が多いと思うのですが、海岸線で商業に従事する人が多いため湾口都市が多く、民家は常滑と似たように海の近くの丘にできた都市が少なくないんですよね。

港町でもあるので猫も多め
煉瓦の煙突に洋風建築が映えます
煙突がたくさん

 とにかく街の至るところ煙突だらけ、不思議な街並みですね〜、他の窯産地はどうなのか?焼き物の旅がしたくなりました(´∀`)♪

 地理感覚や方角が掴めずちょっと整理をするために、

海に出ました

 あれ?思ったより海水が澄んでいるように見えます。私夏は海水浴によく行くんですが、知多半島の水質は悪い方と聞いていましたが、場所によるのか見た目にはわからないのか、思っていたより水がきれいなように思いました。

 あとまぁ、なぜ海に出たかですが、

このように

 海岸線がだいたい北から南に広がってる感じだと地図で確認していたからなんです。

 方向感覚を頭に入れるためにしばらく海沿いに南に向かって歩いて行くと、

これまた立派なお寺
なんと、
家康が座ったという石、らしい

 そういえば大河ドラマ、『どうする家康』で伊賀越えの後にそんなシーン見たかも。

 やっぱりこの辺は家康関連多いな〜と思います。探せば他の史跡もいろいろ出てくるんですかね〜(´∀`)

 よく晴れた日、こんな独特の雰囲気の窯産の街を散策して楽しかったのですが、さすがに1月なので冷えますね〜、どこか室内の施設を探して入ることにしました。

つづく

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