私と和歌山の旅 3 串本
このときのキャンプ2日目の夜は風が強すぎて仕方なくテントを畳んで、車中泊にしました。猛烈な生暖かい南からの風がキツく、車が揺れるほどだったので車を木の影に避難させたほどでした。
龍が車の真上を通ってるんじゃないかと思うようなうねりをおびた風でしたね。あれはなかなか経験したことがないものでした。
朝起きて、潮岬キャンプ場の南の海岸線の岩場まで歩いていくと、
鳥居が灯台のように建っていて、不思議な光景でしたね。特にネットとかで話題になってはいないようですが、強く印象に残る風景でした。
朝は特に海が荒れていて、
迫る波は岩場の上の方まで上がってくる感じでとても迫力がありましたね。
早朝から大海原を体感し、この日は帰路に向かいます。
場所が変わればまだ波が穏やかな場所もありました。
朝からキャンプの帰り際に、
串本海中公園に行こうとしたのですが、この日は海が荒れているので海中展望台のほうには行けないとのことでした。仕方なく水族館のほうだけに行くことに。
黒潮の影響を受けた和歌山紀南の海は亜熱帯の魚介類が生息するそうですね。
はじめて海亀を間近で見ましたが本当に大きいんですよね、海亀がゆったりと泳ぐ様子に癒されていると、息子が「見て」というのでそこに目をやると
海亀の赤ちゃんが足をバタバタさせる様子はかわいいです( ^ω^ )
この日風は少しきつかったんですが、よく晴れていて、海も空もきれいでした。
また海中公園から少し行った場所に、
なかなか印象的な岩の山でした。この辺り、潮岬と紀伊大島はマグマが固まって出来た火山岩体という地質らしいですね。おそらくこの岩の山もその一部だと思われます。
そこからは帰路につきました。すさみ付近では、
うーん、まぁ、ネーミングは何言ってんのかよくわからないですけど、とにかく景色は素晴らしいです!
海岸線をしばらくドライブしながら帰路は久々の和歌山なのであちこち寄りながら帰りました。
最後に、
和歌山屈指の観光地、白浜にも久々に寄りました。小3のときにアドベンチャーワールドに来て以来なんで…、まぁ、30年ぶりとかですかね。
ただこの白い砂浜ですが、昭和後期の観光による浜付近の急激な開発の影響により砂浜が痩せてしまい、現在は和歌山県はオーストラリアのパース付近の砂漠の砂を投入する養浜事業を行っているそうです。
このキャンプ旅行で晴れてさえいればきれいな海が拝めることがわかったので、このあとも何度か和歌山に来ることになりました。
つづく