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急遽名古屋へ 4 INAXライブミュージアム

 常滑の街を朝から練り歩いてましたが、流石に冷えるので屋内施設を目指すことに

古い街並みが続きます

 前から常滑には古い街並みがあることは知っていましたが、結構広い規模なんですね。

土管の舗装

 はじめはこういった土管での舗装は観光のための街づくりかと思っていたのですが、どうもかなり広い範囲にあるので、本当に余った土管を使用していたのではないのかと思います。

 しばらく歩いて着きました、

とりあえず寒いので屋内に入ります、

洗練されたデザインの建物に入ると、
タイルミュージアムです!

 タイルミュージアム、何やら保温性が高いのかなんなのかよくわからないですが外にいるよりは暖かそうなので、とにかく入りたくなってました。

 ミュージアム入り口手前には

桜の花びらのタイルが

 何やら東京オリンピックの聖火台に使われたものと同じもののようですね。おそらくテレビで遠目で見ても気にもしてないですが、なるほどこれはキレイです。

 ミュージアムのなかに入り目にしたのは

こっ、これは!

 世界初のタイルの原型は、

クレイペグなるもの

 どうも円錐状のものを壁に差し込むというものがはじまりだそうです。紀元前3500年前にそんな建物ができていたんですね。ぜひあれば見てみたいものです。

 次はやはり、

エジプトです

 どうも紀元前2600年くらい前のエジプトで現在のような平なタイルが生まれたようです。

 次は現代にも続くタイル、

モスクのドームの天井部です
ドームを再現

 宇宙をイメージした礼拝堂の天井部のデザインは小さいながらも再現度の高いもので、なかなか間近で見られるものではないためよかったです。

 またミュージアム2階部分では、世界各国のタイルの展示が、

楔形文字の打たれた粘土版
ペルシャ神話の神々のタイル
中国の宋代の天女像

 などなど古今東西のタイルが紹介されていてなかなか見応えがありました。

 このINAXのミュージアムにはいくつか建物があり
通路を渡り、

親子連れが多いんですかね

 また特に目立った建物はこちら、

なかに窯がある建物

 こちらは登録有形文化財・近代化産業遺産に指定されているようです。

 大正時代に建造された土管工場の大きな窯と建屋、煙突を保存・公開しています。
 大正から昭和40年代にかけて隆盛した常滑の土管産業の様子を今に伝える資料館だそうです。

入ってすぐに窯があり、
このように窯を
外からも
中も見ることができます。

 窯のなかがまた暖かいんですよね〜(´∀`)

 いや〜、旅好きとはいえ、何が悲しくてこんな寒いなか1人で歩かなきゃ行けないんだろうと思っていましたが、窯のなかは暖かいですね。あ〜、こういうちょっとしたことが旅の記憶によく残ったりするんですよね〜。

 また建物の中には、

昔懐かしい
写真の数々が

 山田脩二さんという写真家さんの作品だそうです。どの写真も当時の様子をよく伝えていて、印象に残るものでした。

 戦後の日本で、全国で一斉に下水を整備するために使われたのがこの常滑で焼かれた土管だそうです。この常滑港から日本各地へ大量の土管が運ばれて今日の日本をつくりあげたと思うと、かなりムネアツですね( ゚д゚)!

 そんな日本を支えただろう土管が焼かれていた昭和30年代ぐらいの常滑の街を歩きたかったな〜、そんなふうに思いました。

ミュージアムを出て、よってみたのが

常滑トイレパーク

 常滑焼きを斬新に使ったトイレをメインにした公園で、ミュージアムからだとちょっとわかりにくい場所にあります。たぶん、ミュージアムに来た人も見てない人が少なくなさそうです。

 そして、

解放感のある男子トイレ

 ちょっと男子トイレとはいえ解放的すぎる気がしますけど、そんなに人通りの多い場所ではないからいいんですかね?

 ああ、こんな風に常滑焼きを1日堪能したあとは、

 
 また飽きずに海辺を歩きます。

常滑港を過ぎ、
中部セントレア国際空港への橋を横目に
伊勢湾の夕日を堪能!!

  夕日も沈むころ、とりあえず近くの常滑イオンへ。

 
 適当に夕飯でも食べて帰ろうと思ってぶらぶら歩きながら「イオンなんかどこも同じだろ〜」と思ったりしてましたが、


違いましたね(^◇^;)

 世界最大の招き猫らしいです。招き猫自体は元ネタはやっぱり大陸みたいですが、このような形で定着してるのはやっぱり日本みたいですね。特に、

常滑系と呼ばれるものが有名ですね

 この招き猫は昭和20年代に完成されたらしく、今では大陸に逆輸入のカタチで見られたりもしてますね。

 は〜、この日ははじめから終わりまで常滑の街を堪能できました。本当に楽しかったです(´∀`)

つづく

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