主婦の沖縄ひとり旅 13
沖縄11日目、今日はそろそろまた那覇に戻り南部を巡ろうと思います。
が、その前にもう少しこの村を回ろうと思い、また朝イチから自転車向かいます、
沖縄は雨が多く、人通りが決して多くない、返還された土地の道、特に歩道にカタツムリがすごく多いんですよね。前を向いて自転車を漕いでると下から「コツッ、コツッ」と聞こえたような気がして、
…あれ?これは( ゚д゚)…、
どうも、私はこの何日かのサイクリングでカタツムリを何匹か轢いていたらしいです( ̄д ̄;)!
なので木陰が多く、カタツムリがよく通りそうな道は下を向いて自転車を漕ぐようになってました。
しばらく漕いで向かったさきは
海に来たわけじゃないんですよ〜、朝の海は確かにいいんですが〜、どうもちょっと道に迷ってしまってました(^◇^;)
Google mapsを見ながらさらに自転車を漕いで〜、あ、 そうそう、ここに来たの!
どこから米軍が上陸したのか気になって見に来たんですよ〜
どれどれ、読んでみましょう٩( 'ω' )و
へ?私この2、3日ずっと私この海岸線走ってたよ?
記念碑がここにあるだけで、特にここからというわけではなかったようです。わざわざ早朝から5キロも自転車漕いで来たのに〜( *`ω´)
ただ説明文を読むと、沖縄戦において緑の生い茂るこの村一体は一本の草木も残らないほど焼き尽くされたようです。今はこんなに青々としているのに…
写真には現在も米軍が大規模な土地を占領している嘉手納基地が。何やら印象に残ります。
さぁ、自転車を返しにぼちぼちゲストハウスへ
後から調べると“トリイステーション”という米軍の通信基地だそうですが、はじめは「この鳥居はどこから持ってきたんだろう?」と気になりましたが、新たに作ってシンボルにしてるだけらしいですね。
さて、最後にこの村のサトウキビ畑も見納めになるかな〜と思い、
写真だと何かわからないですよね
『さとうきび畑の唄』の歌碑です。
沖縄の歌いろいろあると思うんですが、私にはこの歌が優しいメロディで1番思い入れがあり好きです。
ドラマのテーマ曲らしいですが、私のそのドラマは知らなくて、子供たちがまだ小さい頃にテレビでEテレを流していたら『みんなの歌』で流れてきた曲で哀しい内容も含んでるんですが、その優しいメロディに子育ての疲れが癒された記憶がありました。
サトウキビ畑なんて見たこともないのに目に浮んでくるようで、すごく思い入れのある曲です。
あー、この何日間か聞いていたこの「ざわざわ」したサトウキビ畑の音、あの歌の舞台はここなのか〜、
と思って説明書きを詳しく読むと、…?
どうやらこの歌詞のキッカケとなったのはここのサトウキビ畑ではなく、もっと南部のほうらしい…、へ(^◇^;)?
まぁ、でもここのサトウキビ畑もとてもきれいなのでここに建てられたのかも知れませんね。この村のサトウキビ畑は一生心に残る景色になると思います。
さて、ゲストハウスに戻って自転車を返却し、おにいさんに次の那覇行きのバスを聞いたら、バス停まで距離があったので、「バス停まで送りますよ」と言ってくださり、世話になりっぱなし。最後の最後までホスピタリティが素晴らしい・:*+.\(( °ω° ))/.:+
「那覇に戻りたくないな〜(*´ω`*)」という気持ちもありましたが、激戦地の南部を見ないわけにはいかない( ̄^ ̄)ゞ」と思い、後ろ髪がひかれる思いでバスに乗りこみます。
旅なんだからもっと楽しめばいいとは思うのですが、なんですかね、知的好奇心というほどのものでもないのですが、ヘタの横好きというんですかね。
那覇行きのバスに乗り、しばらく行くとまた
中部は本当によく見かけますね〜、沖縄南部や北部だけ観光に来て帰ってしまったりする場合はこういう風景も見ないままになってしまうのかな〜と思ったり。
さて、那覇に着くと、まずはドミトリーに荷物を預けます。
カプセルホテルなので食事や作業はここでということでした。チェックインまで時間があったのでしばらくここで休憩してから、
那覇で前にいくつか行きそびれた場所があったんですよね〜、
ホテルから歩いて15分ほど、来ました、
戦前まではあったらしいですが沖縄戦で被害を受け、今は石門だけが残っているらしいです。
アーチを潜ると広場があり、公園になっていました。広場から石門をみると、
どうもこの沖縄に来てから何度も目にするガジュマルの木ですが、こなガジュマルは樹齢200年を超えてるそうです。
「すごいぞ、ラピュタは日本のなかにあったんだ!」って言いたいくらいのラピュタ感です。
那覇市では崇元寺再建計画も あるらしいですが、私は今の景観はそれはそれで貴重だと思うんですよね。
ぜひいつまでも残して欲しい風景だと思いました。
で、そろそろチェックインの時間になったのでホテルにもどると、
これが楽しみだったんですよね〜、沖縄来てから慣れない湿度で溜まった疲れをどうにもこうにも癒したく、このドミトリーに決めたのはこれでした。
この後沖縄最終日までここにいることになりました(´∀`)
で、気になる寝床はといいますと、
清潔感あふれる白いシーツ、感激です!!
キレイな白い大小のタオルも一泊ずつ用意されます!!
LINEでお母さんはいいホテルに泊まったぞ息子に自慢すると、
息子は一体どんないいホテルに泊まっているのでしょうか?
うちはどうも家族間で格差を感じずにはおれません。
まぁ、人とは比べなくていいのです、本人が満足であることが1番です。上見たらキリがないので( ̄▽ ̄)
というわけで、風呂に入り、サウナで久々にリフレッシュした私はこの日は安心感のある密閉された空間でスヤスヤ安眠できたのでした。
つづく