
放送業は利権に巣食う虚業 ~広告業as well ~
フジテレビ会見
手元がよく見えなかったが、壇上の幹部たちにタブレットを通して、他の幹部やコンサルタントからの<入れ知恵>はなかったのだろうか。ないはずはない。もしなかったとしたら失態である。
CM収入激減
ゴールデンタイムの定時番組もすっ飛ばして、結果CMなしとなってフジテレビへの経営に与えるインパクトは大きい。それでなくてもCMを止めた企業は100社に近いはずだ。
内部留保金は多額だろうが、経営に支障をきたすだろう。最悪倒産という可能性もある。
局の個性
どのテレビ局も番組構成は似たりよったりである。1局で当たった番組は他局がすぐ真似る。あの業界では「二匹目のドジョウ」は大有りなのである。
どの局が最初かは知らないが、似たようなコンセプトで作られた番組は、最近だけでも以下のとおりであり、一言で言えば「番組の均質化」である。
・弁護士もの 「アンサンブル」(日テレ)/「モンスター」(フジ)/「法廷のドラゴン」(テレ東)
・居酒屋もの 「ロビンソン酒場」(BS日テレ)/「(女)酒場放浪記」(BS-TBS)
・バスの旅 「路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京)/「路線バス寄り道の旅」(テレビ朝日)
・クイズ 「Qさま」(テレ朝)/「ネプリーグ」(フジテレビ)/「東大王」(TBS)
ちなみに、「二匹目のドジョウ」はテレビ局だけではなく、出版業界も同様である。
「サルでも分かる、、、」「〇〇の品格」etc.
ブスは採らない
櫻井よし子によれば、原稿を正確に読むだけのプロフェッショナル=アナウンサーという職業は日本固有のものだという。しかし原稿を、つまり文字を正確に読めない女子アナがいるのはどうしてだろう。答えは簡単だ。女子アナはアイドルなのである。顔で採っているからそういうことになる。
この女子アナアイドル路線を最初に敷いたのは、フジテレビである。露木茂(元フジテレビアナウンス部長)は「フジテレビはブスは採らない」と言った。
そして「面白くなければテレビじゃない」を合言葉に、番組の低俗化をひた走ったのである。
ここに、他局が追従した。女子アナのアイドル化路線と、番組の均質化路線が起き、局の独自性は失われた。どのチャンネルに合わせても似たような番組しか観れないわけである。
ちなみに、ブスのアナウンサーは若干だが存在する。(水◯、□麻、△働)
NHKは粒ぞろいといいたいが、そうでもない。美醜はおくが、頭も良くない(のがいる)。
「小数って数ですか?」(塚◯)
「蒸気機関車って蒸気で走るんですか?」(近◯)
利権
放送業は利権である。国からの免許は<ほぼ>取り上げられることはない。そこに巣食っているのである。この点はNHKも同じである。
利権は「おいしい」と読む。おいしいから日枝は辞めない。辞める理由がない。
ときにはアイドルアナを侍らせることもできる。もちろん、タレント歓待を理由にしてだが、ちゃっかり同席することができる。カラオケでデュエットもできるし、お膝ナデナデもできる。
広告会社
オリンピックで知れたが、広告業界も利権である。ゴールデンタイムの枠を広告会社が持っている(D通、◯◯堂)なので、テレビ局はスポンサー集めに苦労しなくて済む。D通さんたちが持ってきてくれる。
グル
放送局、広告会社、タレントの結託が生まれるのである。
お咎めなし
み◯も◯たは氏家齊一郎のお気に入りだった。契約更新時には高級料亭で氏家にすり寄っていた。これがルーチンであることを関係者が堂々とあるところに書いていた。
これはみ◯の贈賄、氏家の収賄と見做され、コンプライアンス違反である。
しかし、だれも咎めない。
つまり上から下まで腐っているのである。
もし、今後総務省が放送免許の取り上げを口にしようモノなら、NHKを含め一斉に大ブーイングが起きるのは間違いない。「報道の自由、表現の自由への干渉だ」と。
自由とはなにをやってもいいということではないのである。
小学生でも分かることが、利権絡みだとそうはいかなくなる。
「おいしい」ものを誰が手放すものか。