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アメリカは汚い!~USスチール買収に見るアメリカ人のセコさ~

アメリカ大統領令
USスチール買収計画の中止をバイデン米大統領が命令した。
「人様の嫌がることをしてはいけません」と馬鹿の一つ覚えのように教わってきた日本人としては、「だったら止めますよ」で引き下がればいいと思う。その代わり、後になって、「やっぱり助けてくれ」とすり寄ってきても袖にすればいい。当然だろう。
 
私は当初、買収計画に反対するバイデンもトランプも反対することで交渉(deal)を有利に進めたい思惑を感じていたが、どうやらそうではなさそうだ。
 
アメリカはやっぱり汚い!
というのは、今年6月までに買収が完了しなければ、日鉄がUSスチールに5億6500万ドル(約890億円)の違約金を支払わなければならないそうで、そもそも、そんな条項を盛り込むほうがおかしいと思うのだが、つまり、アメリカからすれば買収が成功しようと失敗しようと、「美味しい話」なのである。日鉄からすれば、実を取らずに、苦役(890億円)だけを負わされることになる。
これを理不尽と言わずしてなんという。
 
USスチールは社名を変更すべきだ。
US STEALがいいだろう。
国ぐるみ(US)搾取(steal)で決まりだ!


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