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イギリスで大人気の絵本作家さんの謎に迫る
家の近所に小さいシアターがあって、子供向けの劇やミュージカルも時々演じられているので行くのですが、そんなある時ふと気づいたんです。
あれ、この原作また同じひとだ。。。
そうなんです。演劇には元ネタがあって、原作は子供向けの絵本。
作家さんはJulia Donaldson (ジュリア・ドナルドソン)さんという方で、現在イギリスで絶大なる人気を誇っています(ということを本当に最近知りました)
なぜ、ジュリアさんのお話がそんなに人気なのか。。早速生成AIに聞いてみました。
生成AIに聞くジュリアさんの人気のひみつ
魅力的なストーリー: ジュリア・ドナルドソンは、若い読者に共感できるような魅力的で想像力豊かな物語を作り上げる才能があります。彼女の本には記憶に残るキャラクターが登場し、子どもたちが楽しんで読める内容です。
韻とリズム: 彼女の韻を踏んだリズミカルな文章は、読み聞かせをするのが楽しくなります。このようなキャッチーで音楽的な言葉遣いは、子どもたちを引き付け、言語の発達にも役立ちますし、親や教師が読むのも楽しめる要素です。
イラスト: 彼女はイラストレーターのアクセル・シェフラー(特に『グラファロ』とのコラボレーション)が描いたイラストと共に、イギリスで最も象徴的な絵本を生み出しています。イラストは鮮やかで個性に溢れており、物語の魅力を引き立てています。
広いアピール: ジュリア・ドナルドソンの本は、幅広い年齢層に対応しています。物語を聞き始めたばかりの幼児から、読書を学び始めた年齢の子どもたちまで、異なる成長段階の子どもたちに楽しんでもらえる内容です。
ふむふむ。確かにそういわれてみればそうなのかも。
わたしの感想
生成AIさんが出してくれた理由の韻とリズムというのは彼女の文章の本当に強みだなと思います。言葉を習う上でも役立つので、多くの保育園や学校でも読まれているようです(娘に聞くと、たいてい「この話はもう学校で読んだ」と言われます。。)でもそれは同時に翻訳者泣かせなのではないかな、、
例えば代表作のRoom on the Broom (日本版は”まじょとねこどんほうきでいくよ” だそうです)ですが、英語だと「ルーム オン ザ ブルーム」となり、ルームとブルーム(ほうき)が韻を踏んでいます。
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この本の出だしもこうです
The witch had a cat
and a very tall hat
(魔女が猫を一匹飼っていて、背の高い帽子を持っている)
原文ではcatとhatが韻を踏んでいますが、訳しちゃうといまいちですね。。
全般的に歌のような流れで、確かにとてもリズミカルです。演劇からわたしは入ったので、本を買うまで全く気づきませんでしたが。。💦
日本のアマゾンで翻訳版も手に入りますが、できればぜひ原文を声に出して読んで音の響きを楽しみにたい絵本です。
ストーリーについてはまた次回