【日報】ヴェンデットに新規が来た、スポーンの映画には怪情報が来た
ヴェンデットに新規が来た
4月23日に新弾PowerOfElements発売だって。
春化粧でSPYが活性化しそうで怖いわね。
そんなことを考えていると、ヴェンデットに新規が来ていた。
ヴェンデッドではなくてヴェンデット。
これは遊戯王オフィシャル・カード・ゲームなんだ。
ヴェンデットは2018年に登場した≪アドヴェンデット・セイヴァー≫以降一枚も新規カードがもらえていなかったカテゴリなので、僕はとてもうれしい。
ヴェンデットと言えば超レア激ヤバ即ゲットとか次はキョウトのザイバをKILLでゴザル!!なデザインとストーリーで、当時の僕はすっかり夢中になっていた。遊戯王は原作からして≪ダーク・ヒーロー・ゾンバイア≫とかいたし、アニメGXのE・HERO、特に≪ホープ・オブ・フィフス≫なんて過半数がジャスティスリーグだし。後者に至っては関連カードに≪シノビ ネクロ≫とかいるので間違いなく狙ってやっていると思う。
ともかく、当時の僕は外連味の効いたデザインと物哀しくもキレイにまとまったストーリーにすっかり夢中になり、【ヴェンデット】で組んだデッキでどうにか勝てない物かと頭をひねっていたのである。
と、いう訳で僕はヴェンデットについて記事を書いていたのだけれど、いつも通り文字数が膨れ上がって12000字を越えたくらいでロールバックが発生。2400字くらいまで巻き戻る。
さらにそこから1800字くらいまで巻き戻る怪奇現象が発生。
さすがに12000字の内容全部覚えているわけではないし、書き直せる気もしない、どうにか記憶を頼りに、内容を再現すると大体以下のような内容を書いていたと思う。
・ヴェンデットはテーマ下級を場からリリースして、下級ごとに固有の効果を付与された上級を召喚する謂わば【正規儀式】カテゴリとなる
・基本的な動きは「場に下級を並べる」→「手札/墓地から上級を儀式召喚する」が基本となる
・下級が付与できる効果はフリーチェーンでの魔法罠を除外できるヘルハウンド、同じくモンスターを除外できるレヴナント、対象耐性を付与できるコアなどが優秀。カテゴリの魔法罠も儀式版抗戦のリユニオンや、おまけのトークンが付いてくるリリース除去のリバース、儀式モンスター1体を残して盤面全てを破壊するデイブレイクなど優秀なものが光る。
・2種類のカテゴリ儀式は共通して墓地からも儀式召喚でき、モンスターをデッキから墓地に送ることでリリースの代替とできるバース、墓地から除外することで破壊の身代わりとなるボーンと2つとも優秀で、後者は身代わり効果のために下準備に対応。下級は自己再生の効果を、上級は場を離れたときに1サーチ1おろ埋などを持つため、儀式召喚テーマにしてはアドバンテージの回復が得意。
・上級はセット魔法罠、誘発封じのバスタードと、コアをリリースしていれば対象を取る効果を問答無用で使用不能にするエグゼクターが特に強力。キマイラはターン1だが破壊効果を無効にできるため、エグゼクターと並べておけば結構安心できる。スレイヤーはオーソドックスな1サーチ1おろ埋効果を持つため展開のつなぎとして非常に優秀。キマイラの②はバースで発動しないから忘れろ。
・テーマ内で完結する最大戦力はコア+ヘルハウンド+レヴナントをリリースした、毎ターン魔法罠とモンスターを1枚ずつフリチェで除外し、対象を取る効果をすべて使用不能にするエグゼクター。
・【儀式召喚】の宿命としてモンスター、魔法の両採用が前提になり事故率が高く、アドバンテージを消費していく速度が非常に早い。ぶっちゃけ上記で上げたアドの回復はほぼ焼け石に水。
・2つあるカテゴリ儀式の片方は、デッキからリリース代わりに墓地に送ることができるが、ヴェンデットは場の下級をリリースしないと効果が付与されないため、微妙にかみ合いが悪い(これを強引に解決したのがデッキから下級を場に召喚し、それをリリースする新規儀式)。
・そのため、基本的にはデッキから埋葬することを目的にしたいが、レベルピッタリじゃないと駄目なタイプの儀式なので高レベルの上級ほど落としにくく、エースカードのエグゼクターに至っては1枚目のエグゼクター召喚以外では落とせない(新規でヴェンデット☆8儀式が来たので多少解消された)。
・一番リリースしたい下級、モンスターのフリチェ除外を付与できるレヴナントは戦闘破壊時に蘇生という非常に使いにくい自己再生効果。次に付与したい対象耐性を付与できるコアは☆1であり、儀式召喚のルール上(現行マスタールールでは余剰レベルとなるモンスターがリリースができない)、コアを含むリリースのレベルが召喚したい上級とぴったり同じの時以外はリリースできず、そうじて効果の付与をしにくい。
・カテゴリ内で下級を横に並べる展開も大して得意ではなく、共通して持っている何らかの自己再生効果も大半が手札を要求するため、リソースを消費していく速度が非常に速い。それでも【儀式召喚】としては遥かにマシ。アンデット族のギミックを採用しようとすると、最終的にあまりにもアド損すぎる儀式という召喚法を採用しているヴェンデットはデッキからいなくなる。
・魔法罠は優秀なものもあるが、カテゴリ内に儀式以外の魔法罠サーチは存在しない(新規で名称ターン1だけれど来た)。
・さっき儀式版抗戦って書いたリユニオンだけど、エクストラといういつでもアクセスできる領域から出せる抗戦と違って、あくまで儀式召喚のためモンスターを手札に抱えている必要があり、呼び戻せる範囲も墓地+除外の抗戦と違い、除外されているもののみ特殊召喚可能。そもそもヴェンデット下級に墓地に行った際の効果はなく、自己再生も大して得意じゃないため抗戦みたいに一気にリソースを回復できるわけでもないので、本来は比較に挙げるのもおこがましい。でも強いことは強いよ。絶対強いよ。サーチないけど。
・リリース除去のリボーンは相手モンスターを対象に選択してリリースで強力な除去なうえに、リリースしたモンスターと同じレベルのトークンを自分の場に特殊召喚できる。強力ではあるが、実際は対象に取ることに加えて、トークンを生成する後半の効果でリリースしたモンスターのレベルを参照するため、レベルを持たないエクシーズ、リンクモンスターには使えない。でも強いことは強いよ。絶対強いよ。サーチないけど。
・盤面全破壊と書いたデイブレイクだけれど、発動条件は儀式召喚されたモンスターが自分の場にいる、相手の場のカードが自分より多い、つまりモンスター+デイブレイク以上、相手の場にカードが最低3枚以上あること。要するに気軽にぶっ放せる破壊札ではない。加えて罠なのでタイミングを相当吟味する必要がある。当然3枚以上というのは儀式モンスターピン立の想定なので、横に何かいたらどんどん増えていく。でも強いことは強いよ。絶対強いよ。サーチないけど。
・フルパワーエグゼクターは非常に強力だが性質上、場にコア+ヘルハウンド+レヴナント、手札に儀式魔法、手札あるいは墓地にエグゼクターと最低4枚のカードが必要になる。枚数とのパフォーマンスでみたら余りにも相対的に貧弱。さらに言えば、1ターンで出せる耐性付き火力はエグゼクターの3000が基本で、ナイト、ナイトメア、スレイヤーを併用した特化構築でも5000にたどり着かない程度で、打点がない。
・そういう訳で、ヴェンデットは【儀式召喚】としての弱点ほぼそのままに生まれて、カテゴリの動きでアドバンテージの損失を埋め合わせられるわけでもなく、むしろカテゴリの動きを活かそうとすると下級の展開のためにさらにリソースを多く喪うこととなり、それらを取り戻せるほどの力なく、儀式魔法は強力だが若干噛み合わず、魔法罠は強力は強力だが取り回しに非常に難があり、カテゴリ内でそれらにアクセスする手段をほぼ持たない。ねぇこれよわ
・新規がきて魔法罠のサーチ、バースによるエグゼクターの埋葬、能動的な1サーチ1おろ埋の発動、6000弱までの打点確保、展開を必要とせず容易に行える下級の効果付与。などが可能になった。
・リソースはあんまり返ってこない。
・リソースはあんまり返ってこない。
・リソースはあんまり返ってこない。
・未来へ…
本当は、ヴェンデットに関連して映画のSpawnについてまたトッド・マクファーレンが変なことを言い出したので、こっちも書こうと思ったのだけれど、予想以上に文章量が多くなってしまった上で、それらが壊滅するという三重くらいの不運に見舞われたので、またの機会に譲ろうと思う。
ヴェンデットは環境で活躍できるのだろうか?
僕は本当にSpawnの映画を見られるのだろうか?
未来へ……。
あとこれは、僕の描いた≪ヴェンデット・スレイヤー≫。
本当は口のところは開かないのだけれど、適当に書いたから消えたのでしょうね。本来のこのNoteは。多分暗黒コーポレーションnote社の裏にいる暗黒のニンジャが悪いと思う。
最期に、ちょっとだけ残ってた元記事の残骸を載せておこうと思う。何が書いてあったかは、僕にもわからない。
― 残骸
『ヴェンデット』は今をときめくカードゲーム遊戯王OCG(オフィシャル・カード・ゲーム)に存在する、一つのカテゴリだ。初登場は2017年8月発売の海外版Code of duelist、日本には翌月のExtra pack2017で輸入された、いわゆる海外新規のテーマとなる。
10期に登場した正規儀式テーマという点でも中々に珍しく、サイバース族内での豊富なサポートを活用し≪サイバネット・リチューアル≫を使い倒す儀式召喚の動きはあったものの、以降儀式召喚を主要な動きとするカテゴリは、儀式モンスター全般をサポートする物のエクストラデッキからの展開に制限のかかる『魔神儀』、儀式魔法を介さずに儀式召喚を行う『メガリス』、マスターデュエルにおいて現在進行形で猛威を振るっている『竜機巧』程度に収まる。
何より特徴的なのは誰がどう見ても超レア激ヤバ即ゲットとか次はキョウトのザイバをKILLでゴザル!!なデザインとストーリーで、当時の僕はすっかり夢中になっていた。遊戯王は原作からして≪ダーク・ヒーロー・ゾンバイア≫とかいたし、アニメGXのE・HERO、特に≪ホープ・オブ・フィフス≫なんて過半数がジャスティスリーグだし。後者に至っては関連カードに≪シノビ ネクロ≫とかいるので間違いなく狙ってやっていると思う。
ともかく、当時の僕は外連味の効いたデザインと物哀しくもキレイにまとまったストーリーにすっかり夢中になり、【ヴェンデット】で組んだデッキでどうにか勝てない物かと頭をひねっていたのである。
― ヴェンデットってどうなの
ヴェンデットは闇属性・アンデット族で統一されたモンスターと、それらをサポートする魔法罠カードで構成されたカテゴリだ。下級モンスターは共通して「儀式召喚のためにリリースされた際、召喚された儀式モンスターに特定の効果を付与する」旨の効果、また「墓地から自身(あるいは他のヴェンデットモンスター)を特殊召喚する」効果を持っていて、上級モンスターの多くは優秀な妨害、耐性と「破壊された際などにサーチ」する効果を持っている。そのため、
①下級ヴェンデットを場にそろえる
②それらをリリースして上級ヴェンデットを儀式召喚する
というのが基本的な動きとなる。
下級モンスターは、付与できる効果の優秀なものと、墓地からの展開に長けるものの二種類に大別できる。前者、つまり積極的に場にそろえ、儀式召喚用のリリースとしたモンスター
「対象に選択されない耐性効果の付与」「墓地から他のヴェンデットを除外して自己再生」効果をもつレベル1、≪ヴェンデット・コア≫
「魔法・罠をフリーチェーンで除外する除去効果の付与」「手札を一枚捨てて自己再生」効果を持つレベル3、≪ヴェンデット・ヘルハウンド≫
「モンスターをフリーチェーンで除外する除去効果の付与」「戦闘破壊された際に自己再生」効果を持つレベル4、≪ヴェンデット・レヴナント≫
などが積極的にリリースしたいモンスターとなる。下級ヴェンデットは全てなにがしか、墓地から特殊召喚する効果を持っているが、特に展開力に長ける下級モンスターとしては
「戦闘破壊したモンスターを除外する効果の付与」「自身を除外して、除外されているヴェンデット一体を特殊召喚する」効果を持つレベル1、≪ヴェンデット・アニマ≫