初めてのビーチサッカー~砂浜の衝撃~
ふとTwitterを眺めていたら
「FIFAビーチサッカーW杯準々決勝 日本vsタヒチ
あと1時間でキックオフ!」
とJFAの公式から流れてきた
その日はUCLの組み合わせ抽選もあったが、「あんなのくじ引くだけやろ」と思い、即座にTVをつけて試合開始を待った
この時、ビーチサッカーをちゃんと1試合で見るのはこれが初めてだった。
詳しいルールやサッカー・フットサルとの違いも分かっていなかったけど、こういうのは「蹴ってゴールに入れる」というのだけ分かってれば良い。
これはサッカーを全然知らん人に僕がよく言うセリフである。(オフサイドとか細かいルールはあとで学べばええんよ)
時刻は1時、キックオフ
早速、サッカー脳の自分に衝撃が走る
「バックパス取っていいの?!」
サッカーの場合、バックパスを手で取ってしまうと相手への間接FKが与えられてしまうが、ビーチサッカーではさも平然にキャッチしてた。
ちなみに、筆者がこの記事を書いている今も詳しいルールを把握していないので、不足している箇所があれば教えて欲しい()
試合は第1ピリオドは2−0で日本がリード
オウンゴールとPKだった。
ここまで見てて思ったこと
・砂浜だからボールが転がらなかったり、ディフレクションが起きたりするので予測不可能
・足元が不安定なので体力、体幹、フィジカルがかなり求められる。
・ボールアウトオブプレーでも審判の合図がない限り、時間が進行する点はサッカーやフットサルよりも緊張感を感じた
そして第2ピリオド
ハンドでPKを与えてしまい失点
そこからチャンスはあるものの、流れはタヒチに向いてしまう。
最終・第3ピリオド
赤熊選手がオーバーヘッドや CKからのヘディングでタヒチゴールに襲いかかるも相手GKのスーパーセーブに阻まれる
試合を決めきれない中、タヒチがゴール左隅に弾丸のようなシュート突き刺され同点
更に終了まで残り23秒、シュート性のクロスが日本の選手に当たりオウンゴール
逆転を許してしまう
「もうあかん…」
誰もが頭を抱えてしまった逆転弾直後のキックオフ
わずか2~3秒、大場選手のゴールで追いついた!
なんなんだこの試合展開、まるで漫画じゃないか…!!
こんなに熱くなったのは久しぶりに思う
全3ピリオド終えて3−3
ここから3分間の延長戦に突入する
ここから更に白熱していった
キックオフ直後、日本がゴールネットを揺らし早くも勝ち越した!
しかしタヒチもこのままでは終わら図、すぐさま追いつく。
このままPK戦と思われた終了まで残り30秒
赤熊選手の美しいオーバーヘッドがゴールに吸い込まれ値千金の勝ち越しゴール!!
思わず吠えてしまうほどの圧巻のゴールだった。
しかし、終了まで残り10秒ほどでピンチが訪れる。
嫌な位置でのFKだ
ビーチサッカーではFK時に壁を設けてはいけない。
従って、普段からサッカーしか見ない人間からしてみれば
「ほぼPKやないかい!!」というような危機的状況である
しかしそんなピンチもGKの河合がファインセーブ
こぼれ球もFPがフォローし残り4秒でタヒチのファールを受けたことで危機を脱し、試合終了
死闘の末、5対4で日本がタヒチを下し準決勝に駒を進めた!
初めてビーチサッカーを見てこんなにハラハラするものなのかと実感した。
それはボールの不規則な動きによるビーチサッカー特有の予測不能な試合展開の面白さだと思う。
はっきり言って、もっと注目されるべきスポーツでしょ!!
語彙力の無いビーチサッカーど素人の感想です笑
でも、これが本音なんです
こうして、新しくビーチサッカーの虜になった者が生まれた夜でした。
P.S.
タヒチのコーチだか関係者だろうけど、ゴールが決まる度にカメラに向かって両手でチョキチョキポーズするおっちゃん、ちょっとウザかったけどなんか憎めないな…笑