![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/169672174/rectangle_large_type_2_6f8a72ef29746a0e033e0f8d56b3f51c.jpeg?width=1200)
執筆のススメ
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。むーとです。前回の執筆から3か月も経ってしまい、申し訳ございません。
自分の中で「1ヶ月に1本は執筆しよう!」と決めておりましたが、何かと仕事や研究が忙しく、執筆が後回しになっていました。
しかしながら、私事ですが当noteは2023年10月5日から始まり、今日1月12日を持って12000view、150スキに到達いたしまして、自分の執筆に意味があったのかもしれないとモチベーションを取り戻し、今回より「執筆のススメ」を執筆しようと考えております。皆様、お読みいただきありがとうございます。今後とも、何卒よろしくお願いします。
また、これまで「心理職地方公務員のススメ」や「公務員を勧める人の雑記」を執筆してから早1年が経過いたしました。
↓「心理職地方公務員のススメ」はこちら↓
↓「公務員を勧める人の雑記」はこちら↓
どのご年齢、ご職業の方がご覧になってくださっているか不明な上、恐らく私が一番メインターゲットにしたい「心理職を目指す大学生や高校生」に届いていないような気もします。
しかし、ここで執筆したことを数年後かはたまた十数年後の大学生か高校生がみてくれることを願って今後も執筆を続けていきたいと思います。
はじめに~本記事「執筆のススメ」の意味~
まずはじめに、今回「執筆のススメ」を執筆するにあたって、なぜこのテーマなのかについてからお話しさせていただきます。
そもそも、「執筆する」ということについて皆様はどのように考えていらっしゃるでしょうか。
一口に「執筆する」というと、論文を作ることや、小説、何らかの記事を書くことと捉える方が多いかもしれません。ですが、本稿にて語る「執筆」とはそれに限定されるものではありません。
精選版日本国語大辞典によると、執筆とは、「筆をとって文章などを書くこと。特に作品や記事など、まとまったものを書く場合にいう。しゅひつ。(日本国語大辞典,2006)」とあります。そのため、執筆とは特定の論文や小説、記事の作成に囚われるものではありません。
本稿においては、例えば小学生が宿題で作文をすることから始まり、大学生が教授に提出するレポートを作ること、サラリーマンが職場で同僚にメモを残すこと、友人に手紙を送ること等「誰かに読まれる文章を作ること」を「執筆する」として捉えます。無論、その読者が自分自身である日記も執筆すると言えるでしょう。
つまり、本稿は読者の皆様に文章を作ることのハードルを下げることを目的として綴らせていただきます。それがこの「執筆のススメ」の意味になります。
長々とした駄文になりますが、何卒ご精読いただけますと幸いです。
本記事も、前回の「心理職地方公務員のススメ」と同様に、3章構成を想定しています。
①執筆することについての利点
②文章の作り方
③人に見せる上で気を付けるべきこと
です。
①執筆することについての利点
そもそも、執筆したところで何の役に立つのか。という疑問が浮かぶ方も多いかもしれません。改めて、執筆をすることの意味について語りたいと思います。
執筆をすることの最大のメリットは、3つあると考えています。
①コミュニケーションがうまくなり、対人関係が良くなる
②自身の思考の反芻ができるようになり、メンタルヘルスの向上につながる
③自分の得意なことの1つとして人に話せるようになる
この3つです。それぞれ各節にて紹介していきたいと考えております。
上記のようなメリットは、①は対人関係を良好にできることから今抱えている問題の解決につながる可能性もありますし、②はメンタルヘルスに悩める現代人にはもってこいだと思っております。特に③は自分に自信が持てない、自分には人に自慢できるようなものは何もない…と思っている高校生や大学生の方にはピッタリのメリットです(無論大人の方にも)。執筆とは、誰かから評価を受けるものではありますが、「執筆し過去に残すこと」そのものに意味がある行為であり、例えば20世紀文学の巨匠フランツ・カフカのように、生前無名であっても死後評価されるといったように今周囲の人々に評価されずとも後世に残したことで意味が生まれてくることもあります。つまり、今の私のように、駄文を書いてもそれを世に出しておくか人が読める状態にしておけば、執筆することに意味はあり、それは人に誇れる行為であると私は思います。
②文章の作り方
いくら駄文でもよいとはいえ、「人に読まれる文章を作る」以上、文章は体裁を整える必要があります。人に読まれるということは、人が読めるだけの文章を作らなくてはなりません。日記であっても同様です。今の自分が読めたとしても、1週間後、1年後、10年後の書いた時の記憶を無くした自分が読むためには読みやすい文章である必要があります。
しかし、ここからお話しする内容は、文章を作るプロの紹介でもなければ文学者の授業でもありません。必要最低限のものであり、それよりも高度な文章を書く必要がある方は大学で論文執筆の仕方についての授業を受講をする、有名な小説家の書く小説の書き方の本を読むなどすることをお勧めします。
ここでは、必要最低限の人に読まれるために必要な執筆スキルをご紹介したいと思います。そのスキルは大きく3つです。
①主語と述語、5W1H(What「何を、何が」,Who「誰を、誰が、誰に」,When「いつ」,Where「どこで」,Why「なぜ」,How「どのようにして」)が分かるように書く
②1文には情報は1つだけ
③文章の地図を作る、全体の戦略を立ててから書く
この3つを節に分けて紹介していきたいと思います。
もし、文章を人に何かを伝えることを目的として書くのであれば、この3つを意識すれば、受け取った人が読み解くことができる文章を作れると思います。もちろん、意図して上記の書き方をしないという選択肢を取ることもあると思います。しかし、まずは基本から始めていくことをお勧めします。
③人に見せる上で気を付けるべきこと
文章を人に見せるということは、相手に「これが私の考えです」と表明することに他なりません。もし、それをするならば必ず気を付けなければならないことがあります。大きく3つになります。
①他人の発想や考えを自分の文章にしてはいけない
②実際に起きている事実と自分の考えを混同させてはいけない
③できるだけコンパクトにする
この3つを節に分けて紹介していきたいと思います。
私自身、この3つはできていないことも多々あります。なので、この3つに関しては自戒の意味も込めて、しっかりと執筆していきたいと思います。
おわりに
私はこれまで、本稿や過去の「心理職地方公務員のススメ」を書くまで、ブログを書いたことはありませんでした。また、学生時代の懸賞論文に応募した時も、幼少期に小説を書いていた、なんて背景はなくただお金欲しさに執筆しました。
そのどちらも私が書いたきっかけは、「勢い」でした。noteは、心理職に内定が決まったときの嬉しさと就職する不安から駆り立てられた「勢い」、懸賞論文はお金がもらえるという欲望から駆り立てられた「勢い」でした。
この勢いから書き始めたことが、今の私に繋がっていると思います。
ところで、ドイツの精神科医エーミール・クレペリンが研究した作業曲線を基盤に開発された「内田クレペリン精神検査」は、簡単な計算を行うことで職業適性や性格を調べる検査なのですが、定型曲線という概ね人間の標準であると捉えられる検査基準があります。その定型曲線は、作業開始時や作業終了間近よりも作業をしばらくしてからの時間の方が、計算量が多く確認された形を描いています。つまり、人間が作業量が最も大きくなるタイミング、つまり作業に熱中する時間はその作業をしばらくしている間ということです。
誰しも作業の開始時は中々やる気が出ないものです。ですが、一度始めてさえしまえばそこからやる気が芽生えてきます。
まずは、XやInstagram、FacebookなどのSNSから始めてもよいと思いますし、日記を書き始めるのもよいと思います。
そうした簡単な執筆から、本稿の読者の皆様の中のどなたかが、良い執筆生活をはじめられれば幸いです。
ここまで閲覧していただき、ありがとうございました。
この情報を気に入っていただけた方は、いいねを押していただけると私が喜びます。また、拙い文ではございますが、不定期にこうした情報を投稿していきたいと思っているので、温かい目で読んでいただけると幸いです。
下部に有料ゾーンを作っていますが、中には何もありませんのでご注意ください。買っていただけると投稿のモチベーションが上がります。
これからも不定期に情報を上げていきますので、フォローしていただけると幸いです。
ここから先は
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?