
鬼滅の刃無限列車編 を好き勝手に振り返る
知人男性から「無限列車編でめっちゃ泣いた」という話を聞き、立志編から見始めたわけだが、ようやく私も、無限列車に乗車できた。
主題歌が「炎」であることは知っていたが、なるほど、それでこの曲なのかと納得。
僕たちは燃え盛る旅の途中で出会い、手を取り そして離した。未来のために。
冒頭で、弁当を爆買い&ドカ食いしていた煉獄杏寿郎の「やりすぎなくらいの健やかアピール」は、やはりフラグだったか…と、ちょっとだけ切ない気持ちになった。
物語中盤までは、回想シーンの多さにやや面食らっていたが、現実との落差を見せるという意味では非常に効果的であったことに、見終わってから気づいた。
特に、上弦の鬼に炭治郎が泣きながら放った、「逃げるな馬鹿野郎、卑怯者!」という台詞。
穏やかな日常が続いていれば、心も身体も、こんなに辛い目には合わなかった。
ささやかな幸せすらも打ち砕かれ、死を覚悟しながら鬼殺隊として生きる日々。
家族を失い、妹を鬼に変えられた炭治郎の叫びの悲しみの深さは、夢と現実の落差に比例する。
欲を言えば、鬼目線の、鬼になった理由の回想があっても良かったなと思った。
立志編では、少ないながらも鬼の事情が描かれているのが印象的だったため。
さて、次は遊郭編?
竈門少年と禰󠄀豆子、猪頭少年、黄色い少年が、目の前で果てた煉獄の死を、どのように乗り越え、立ち上がるのか。
サクサクと見ていこう。