鬼滅の刃立志編 を好き勝手に振り返る
想像の斜め上を面白さと、リアルな描写。
特に、鬼舞辻が和服で現れる場面の混沌とした世界の作画が素晴らしい。
恐ろしいほどの没入感を覚えた。
正直、私は鬼滅を舐めていた。
鬼には鬼になった理由があり、鬼殺隊には鬼を倒すと誓うだけの理由がある。
どちらも、甚だ悲しい。
炭治郎と禰豆子のきょうだい愛、その根底にある家族愛に、何度も胸を熱くさせられた。
守ってあげたい。傍にいてあげたい。
なぜならば、「家族だから」。
理由はそれだけで十分なのだ。
それ以上の理由など、必要ない。
(しかし、家族だから守らなければならない、愛さなければならない、という逆説は、成り立たないと私は思う。まあ、これは余談。)
個人的ツボは、恋柱の甘露寺蜜璃。
相手の様子にすぐさまポジティブ要素を見つけ出し(というかポジティブに変換し)、目を輝かせてしまう、可愛い柱。
あんなふうに、可愛げのある良い人 になりたいものである。
さてさて、次なるは無限列車編。劇場版だ。