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在宅で働くメリット・デメリット

これからのポストコロナで、日本の仕事のトレンドは、家でできるものに、行く着くのではないかと思います。
また、起業も最初は、副業的に、ネットで受注を行えてるようなものが、主流になるかもしれません。
そういう大きなトレンドの中で、成功するのは難しいと感じています。

ある程度は、他の人がやらないことを考えないと、纏まった収入になる規模の仕事にはなりにくいのです。
とは、言っても、難しいですよね。

在宅で働いて、どこの組織に雇用されない働き方が、アメリカは普通だった

僕は、アメリカを皮切りに、中国、タイ、ベトナムと、現地法人を設立し、日本を含め5か国で起業してきました。
最初のアメリカは、在宅からビジネスを始めました。
一人で在宅で初めて、2年ほどしてから、アメリカ人を雇い始めました。
スタッフが3名くらいになったころから、家の近くにオフィスを借りたんですね。

アメリカでは、20年前くらい前から、在宅で働いて、どこの組織に雇用されない働き方が始まっていました。
もちろん、アメリカでも大きな組織に入って働くのが有利だと思われてる時期もありましたが、90年代から、より小さな組織で自分のライフスタイルに合った働き方が、一般的になりました。

僕が、アメリカで起業した、2000年頃は、さらに進んでいて、個人がどこにも所属せずに自宅で働くのがはやり始めていました。
でも、そういった働き方で、上手くいく人と、全然だめだった人の2極化が、ものすごい勢いで進みました。
所得も全然、変わっていきました。

直感で理解したのが、職場で働くか自宅で働くは、あまり関係ないんだな、ということでした。
むしろ、個人がどこにも所属せずに働くためには、組織よりも有利な点が、仕事上で提案できなくてはいけません。
もし、それが、長時間ではあるが、低収入の仕事であれば、破綻するのは時間の問題ですよね。

在宅で働いていると、やりがちなのが、エンドレスで働いてしまうことです。
また、もうひとつやりがちなのが、仕事が欲しくて安い金額で働いてしまうことです。
これから、日本もアメリカと同じように、所得の格差が広がっていくと思います。
つまり、在宅勤務が、長時間勤務の割に、収入が低くなってしまうことです。

タイでも在宅勤務

タイでも、最初の2年は自宅で働きました。
その後、その自宅にスタッフが5名くらい来てくれるようになってから、その自宅をオフィスにして、僕自身は家族と引っ越しました。

日本は、アメリカと違って、政府がセーフガードを設けてくれるから、収入が減っても、最悪、大丈夫じゃないかと考えているかもしれません。
でも、できれば、失敗しないで、上手くいきたいですよね。

一方で、コロナという世界の大変動が起きている、今は10年に一度の起業のチャンスだとも思っています。
当然人々の生活習慣を劇的に変化するのには時間がかかりますが、コロナという天災が、無理矢理に行動様式を変化させたのは大きいと思います。
急速にオンラインサービスとの接点が増えた1年でしたし、新しいことが、すでに、そしてこれから、どんどんと増えてくると思います。

いままでにないチャンスが、ほとんどのビジネスマンがコロナ前に興した自らのビジネスを守ることに注力しています。
つまるところ、いまから起業する人にはそれが必要ないのです。
もうそれだけでも大チャンスです。

効率の良い仕事を在宅でするには

それでは、なぜ、効率の良い仕事が在宅でできないのでしょうか?
僕が、気を付けていたことは、以下の3つです。

先ず、一つ目は、効率の良い仕事をより効率化することです。
この効率化は、金銭的な効率化です。
今まではやっていた仕事も、儲からなければ変更したり、辞めたりしました。
オフィスでやっていた仕事と、在宅でやる仕事の内容は、根本的に違うものだと考えなければいけません。

次に、在宅だからと言って、ダラダラ働いてはダメです。
むしろ、午後3時くらいには仕事を終わって、プールで泳ぐようにしていました。
自宅だからこそ、早く終わるのです。

最後は、ネットワーク


これも、ただ単に人と会うというのではなくて、仕事につながりそうな人や、同業で稼いでいる人たちと、積極的に会いました。
これは、オフィスで働かないと、いろんな情報が入ってくるスピードが落ちます。

いま、皆さんが、SNSなどで目にしている情報は、少し遅れています。
あるいは、タイムリーに情報を取得しているのですが、自分自身が理解できずにいるかもしれません。


人と直接会って、影響を与えられると、今まで見えてこなかったことが見えてきます。


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