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侍ジャパンの金メダルについて


野球日本代表の皆さん、金メダルおめでとうございます。

昨日は残念ながらリアルタイムで見ることができなかったのは悲しみが深かったのですが、マジで金メダルとれてよかった。そりゃ戦力だけみたら侍ジャパンが参加チームの中で1番強いのは当たり前なんだけれど、観ていて楽な試合は1試合もなかった。野球は実力だけで決まるスポーツではないのでハラハラドキドキで見ることができた。だから金メダルとれて本当に嬉しい気持ちになりました。

実力通りの力を発揮できた要因は結束力だと思う。
結束力を感じたのは各選手の役割分担が明確だった。
普段所属チームではバントをしない選手がきっちり決めていたこと、先発を普段やっている投手も中継ぎで活躍していた。金メダルをとるために何がなんでもチームに貢献したいという姿勢がテレビで観ていても伝わってきた。
これらが徹底できたことで、大きなミスがなく接戦を勝ち切れたのだと思う。

結束力を生み出したのは選手の頑張りはもちろんなのだけれど、僕はやはり稲葉監督の功績だと思う。
モチベーターでもあり選手にやるべきことを徹底させる指揮官として凄かったんだなと思う。

代表招集時は決まって「ありがとう」から始まった。先発を外す選手には「申し訳ない。後から頼む」と頭を下げた。飛行機は選手にビジネス席を譲り、エコノミー席に座った。「監督のために」と思わせる人間力が至高の結束を生んだ。

選手ファーストを心掛ける気遣い、選手や後輩に慕われる人柄も結束力が増す。監督は現場で采配するだけではなく、超一流選手に対するリスペクトをしながら一緒に戦って勝ち取った金メダルなんだなと思った。

正直に言うと、僕はWBC(ワールドベースボールクラシック)があるし、他の国もメジャーリーガーが出ないことから日本がオリンピックでオールプロで出る必要あるのかなって思っていた。しかもプロ野球選手は日本のスポーツ界でも収入が高いので、富と名声を手に入れる目的では出る必要ないかなとも思えてたんですよ。
ただ金メダル目指してがむしゃらに戦う選手の姿は胸が熱くなった。

次回のパリ五輪では野球は無くなってしまうけれど、その次のロサンゼルス五輪ではまた復活して欲しいな。その頃はアメリカも自国開催だしメジャーリーガーも参戦してガチンコで金メダル目指せば盛り上がるのになと思ってる。

とにかくトッププロの勝ちに行く野球を見れて楽しかった。侍ジャパンの皆様お疲れ様でした。プロ野球シーズン後半戦の戦いも楽しみにしてます。

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