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武蔵野市自由講座の第12回「ビジョンに必要な資源を作る①」を開催しました
社会福祉学科の柳です。
武蔵野市自由講座の12回目は、ファンドレイザーはじめ、様々な場で活躍されている浅井美絵先生による「ビジョンに必要な資源を作る①」を開催しました。
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多くのアイディアが出されていても、必要な資源がないとアイディアを実現することはできません。そのため、必要な資源を発掘し、生み出すことはビジョンの実現において欠かせないものです。今回は活動に必要な資源の種類とその開発方法について学びました。
自分たちが描いているビジョンに近づくためには人、アイディア計画、経験値、場所、人脈、機材、お金、などと必要なものが沢山あります。その中でも本日は資金調達の「ファンドレイジング」について学びました。
「ファンドレイジング」とは、NPOをはじめとする民間非営利団体が、活動のための資金を個人・法人・政府から集める行為の総称をいいますが、単にお金を集めるということではなく、それを通じて社会的な課題を人々に知らせ、理解してもらい、その解決への参加者を増やして、社会をよりよくしていくための手段とも言えます。
ファンドレイジングには、会費、企業寄付、物品寄付、寄付付き商品、イベント、キャンペーン、クラウドファンディング等、様々な手法があります。
社会福祉学科では、3年生の学科科目として「ファンドレイジング論」を設置しています。
資金調達を考える前には、「何のためにお金が必要なのか」「そのお金を調達するために誰にどのように参加してほしいか」などについて考えるする必要があります。
各グループごとに必要な資源を集めるプランについて考えてみました。
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各グループが考えている活動の実現のために、地域からどんな仲間や資源を集めたら良いかについて「資源集めの目的」「必要な資源(お金、お金以外、)」「どうやって集めるのかのプラン」に沿って考えました。
講座の最後には、各グループの資源調達のためのプランについてクラス全体で共有しました。
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浅井先生、貴重なお話しありがとうございました。