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武蔵野市自由講座の第9回「ビジョンと現実のギャップを知る」・第10回「ビジョンの実現に向けた道筋を整理しよう」を開催しました

こんにちは。社会福祉学科の清水です。

これまでnoteで時折様子をお伝えしてきました武蔵野市自由講座も後半戦に突入しました。12月の講座では、これまで学んだことを活かして、参加者がグループとなり、理想のまちづくりに向けてより実践的な学びを行っています。

今回は、その実践編として、助教の柳姃希がコーディネートを担当した第9回「ビジョンと現実のギャップを知る」と、清水が担当した第10回「ビジョンの実現に向けた道筋を整理しよう」についてレポートします。

第9回「ビジョンと現実のギャップを知る」では、「みんなが目指したい武蔵野市」をテーマに、まず個人で理想とする武蔵野市のまち像を考え、それを参加者同士で共有しました。そして、参加者が関心を寄せたテーマ別にグループを構成しました。講座では「相互扶助」「安心安全」「緑・公園」「交通整備」「交通手段」という5つのテーマがあがり、「それぞれ目指したい像はある、でも現状はどうなっているんだろう?」という問いをたて、各テーマに関連する武蔵野市の現状を調べました。

各グループで既存のデータを探りながら、議論しています

第10回「ビジョンの実現に向けた道筋を整理しよう」では、改めて「ビジョンって何だろう?」ということを振り返りながら、第9回で目指したい姿の解像度をより高めていくため、具体的に達成したいことや、目指したい姿の言語化にチームで取り組みました。

多くの活動や事業が「活動して終わり」となってしまいがちですが、重要であるのは、「その活動を通して、何が変わったか?自分たちが描いている武蔵野市の状態に近づいているのか?」ということを確かめながら進めていくことであるとお話しました。そして、目的や成果像をクリアにしたうえで、自分たちの活動を計画・デザインしていく必要性についてお伝えし、ロジックモデルというツールを使って、目指したい状態がどのようなもので、それを達成するためには、どんな活動があると良いかグループで議論しました。

目指したい姿を言語化し、全体でシェアしています

グループではいろいろな視点から議論がなされ、多くの活動のアイデアが出されていました。しかし、活動のアイデアもそれに必要な資源がなければ、実現化することができません。そのため、次回とその次の授業では、地域の資源を発掘したり、生み出したりする方法について学んでいきます。

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