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ブラボーカップに参加。ベスト8で燃え尽きるの巻

0.お詫び

こんにちは。

今回は8/11に愛媛県で開催されたブラボーカップに参加させていただきました。

その前に記事が遅れたことのお詫びをさせてください。

連載として7月のうちに書く予定だったエンニュートHAND、リザテルの記事ですが、いろいろありまして記事を書くどころではありませんでした。

ですので、これらの「解説記事」はお蔵入りとさせてください。

楽しみにしてくれた方がいましたら申し訳ありません。

今後ともいい記事を書けるよう努力します。

※これまでの記事の経緯は以下を参照ください。


今回の記事は、ブラボーカップ参加レポートと7月中に書く予定だったエンニュートHAND紹介を兼ねるものです。

デッキの「解説記事」ではありませんが、この記事を読んでくださっている方の中で、デッキレシピ等に気になるところがあれば何でも質問してください。


1.ブラボーカップ本番まで

最新弾のドリームリーグが発売されて1週間後の大会だったので、新しいデッキも煮詰まりつつあります。

個人的に気になっていたデッキは、

・ドリュウズ(ヤーコン型orゼブライカ型)

・レシゼク(アーゴヨン型or溶接工Nの覚悟連打型)

・ソルルナカラマネロ

・サーナイトGX+エルレイド+システムポケモン

・レアコイル+TAGチーム

・ピッピ人形LO

などです。

これら新デッキに対して、これまでの環境デッキである

・ゾロアーク軸

・レシリザ

・カラマネロ軸

など多くのデッキが入り乱れる環境だと把握していました。


ただ、使用デッキには迷いはありませんでした。エンニュートHANDとフーパHANDの記事を7月に書いて、このブラボーカップと1週間前にあった花丸杯で使い納めることを決めていたからです。

花丸杯ではフーパHANDで3-2というよくない結果だったので、エンニュートHANDで戦い抜く予定で調整しました。

ブラボーカップはこれまでベスト4、ベスト8ともう一押し欲しい結果が続いていましたので優勝する気満々でした。


2.使用デッキ紹介


エンニュートHANDを使っていて相手をするのが難しいデッキの1つに、「ゾロアーク」があります。

リセットスタンプが3枚採用されていることが多くHANDが間に合わないのに加え、取引によりエンニュートHAND側が使うスタンプやカウンターキャッチャーへの耐性もあるためです。

以前はスタンプ+無人発電所のプランを取っていましたが、うまいゾロアーク使い相手に、ベンチにUターンボードを付けたリセットホールマーシャドーを用意されることがあり、かなり困った記憶があります。

そしてブラボーカップには、僕がどうやっても敵わないゾロアーク使いが2人参戦することがわかっていました。そして、彼らに勝ちきれないと優勝はできないと考えました。

そこで、リーリエのピッピ人形+アローラキュウコン+レインボーエネ2枚目を採用し、ゾロアーク相手に次のようなプランを用意しました。

(後から気づきましたが、サーナイトGXやピカゼク等の場のアタッカーがGXで埋まった場合でもこのプランを使える場合があります。)

①エンニュートとロコンを並べてHANDを狙う偽装をする。

②相手が盤面をゾロアークで埋めたらアローラキュウコンを出して詰ませる。

③アローラキュウコンにダメージを与えられるポケモン(イワンコ、ゾロア、ニャース)がベンチにたくさんいる場合は、あぶりだすでレインボーエネを探し、レインボーエネ+炎エネ2、Uターンボードをアローラキュウコンに張り、カウンターキャッチャーで呼び出し倒す。アローラキュウコンへの回答があった場合に困るため、GXポケモンは攻撃せずに無視する。

④山が無くなったら、リーリエのピッピ人形をベンチに出し、Uターンボードでアローラキュウコンを逃がして、リーリエのピッピ人形を山に返す動きを繰り返す。

⑤相手をLOさせる。

※リーリエのピッピ人形の発表前は、アローラキュウコンでサイド6枚取るプランを考えていました。


また、リーリエのピッピ人形には次のような使い方もあります。使ってみるとかなり便利なカードです。

①ベンチに置いておき、Uターンボードが引けていない場合に逃げ0要因とする

②リソースマネジメントしなくてもHANDを達成できる場合、バトル場に出して1ターン稼ぐ


なお、エンニュートHANDというデッキはやることが1つしかなく、カスタマイズ性能が低いと思われる方もいるのではないかと思います。実際私は以下の画像のカード(フェアリーエネが自由枠)はよっぽどの例外がない限り必ず採用します。

しかし、この8枚をカスタマイズして多くの型を作ることができます。私は実際に、①無人基本型②無人ワンショット型③殴るエンニュートHANDの3種類をシティリーグや自主大会でこれまで使ってきました。

今回使用したレシピも置いておくのでHAND好きな方はぜひこの型も試してみてください。

※私と対戦するときは使わないでください(笑)

カスタマイズした8枚の採用理由も簡単に書いておきます。

☆アローラキュウコン

対ゾロアークで使うため。水タイプもありますが、ピンクのほうが視認性が良いのでフェアリーを採用。

☆ミュウ

レシゼクとマタドガスがいると思ったため。

☆リーリエのピッピ人形

上記の通り。

☆ポケモンだいすきクラブ2

ウツギとオーキドの8枚だけで事故らず優勝できるとは思わなかったため。優勝するために安定札を増やしました。

☆巨大なかまど

炎エネが手札にないと負けるため。優勝するために安定札を増やしました。

☆炎エネ13枚目

同上。

☆レインボーエネ2枚目

アローラキュウコンで殴るために早めに引き込みたかったため。今考えると炎、炎、レインボーと起動に3ターンかかるので1枚でよかった気がします。反省。


3.当日のマッチング

①ラフレシアGX+ラフレシア+フェロマッシ 〇

モグレイド杯の相方もぐもぐとの初戦で笑いました。

先行2ターン目にフェロマッシにビーストエネルギーがつき、ジェットパンチでサイドが進みますが、ミュウでベンチを守り続けたことと、ベンチにいた2枚目のフェロマッシを縛って1ターン稼ぐことができたのでHAND成功。

②たけるとうき+ヒードランGX 〇

初手に炎エネが1枚もなく2ターンドローゴーするも、3ターン目に解決。ヒードランで殴り続けられましたが、スタンプを打たれず、ベンチのエンニュートも倒されなかったためHAND成功。炎デッキはドローを溶接工で行い、スタンプになかなか触れないのでかなり有利です。

③サーナイトGX+ペルシアンGX+アローラキュウコンGX 〇

府中から車に乗せていただいたチャンプとの対戦。サーナイトだったので対戦前にはアローラキュウコンプランも考えていましたが普通にHANDプランを選択。スタンプを1度打たれるものの、中盤に相手が展開のためにアローラキュウコンの2枚目をトラッシュしたり、手札を0にしたりせざるを得なかったため、スタンプを打たれずHAND成功。

④レシゼク+アーゴヨン 〇

デンジ採用だったため、ボールやカプテテフからスタンプを打たれ、ミュウもベンチに置かないといけない相手。2体目のレシゼクを出されたのでそこをスタンプで縛ると、それがぶっ刺さったのか技を打たれずにターンが帰ってきました。ベンチが空かなかったため、「レインボーアセロラ+アンノーンベンチ+ヤレユータンに手張り逃げる」と行う必要がありますが、これをすると手張り分1枚手札が足りず、こちらもHANDが1ターン遅れてしまい、返しでスタンプが飛んできて時間切れ。

何が正解のプレイングだったのか、これを書いている今でも悩んでいますが、プレイスピードをもう少し意識すべきでした。個人的な考えですが、「HANDを使って時間切れになるのはHAND側が悪い」です。申し訳ないです。

⑤マタドガス 〇

ミュウが強いマッチングでした。カウンターキャッチャーものろいのおふだも使えないため、相手からするとミュウの処理にマタドガスの特性で3ターン必要です。処理したとしてもタンカで簡単に復帰できるので、問題なくHAND成功。さすがに相性有利ですが初手に炎エネルギーがなくて焦っていたのは内緒です。


予選4-1でグループ1位通過することができました。昼休みにスーパーで買ったココナッツミルク(2割引)がおいしかったです。


⑥ドリュウズ+ゼブライカ 〇

ゼブライカ型なのでこちらのスタンプが刺さりにくい相手です。手札を増やし続けますが、終盤にスタンプを打たれたら負けの盤面になってしまったので、こちらがお祈りスタンプをせざるを得ませんでした。幸いこれが刺さってHAND成功。

⑦レッドパーフェクション ×

無人発電所を採用していないため、「スタンプ+無人」のプランがとれず、レイジングアウトGXをケアする立ち回りを要求されました。レイジングアウトGXを使われればアローラキュウコンプランも取れないため、かなり面倒です。序盤からやぶれかぶれを2回使われたので、これ以上ハンドリセットはないことを想定し、山を残しながらレインボーアセロラで盤面のエンニュートを戻してHANDを狙いましたが、時間が足りず引き分け負け。プラン通りに進んでいれば次のターンでHANDができていましたが、最適解の選択が難しく、これまた時間を使いすぎたことが反省点です。


結果75人中ベスト8でした。アローラキュウコンプランを使う予定だった2人は、いずれもゾロアークを使ってベスト4以上に残っていたため、彼らとあと一歩戦えなかったことが本当に悔しかったです。

ただ、憧れの人たちが自分より上まで勝ち上がってくれることが、自分にとっては大きな糧となります。また挑戦あるのみですね。

運営のすすずさん、ブラボーさん、対戦してくださった皆さん、交流してくださった皆さん、ありがとうございました。

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