シティ広島ベスト4!裏工作三神バレット!
1.はじめに
こんにちは。世界のOPAモト#0.01です。
間違えました。むすこもりです。下ネタはよくありませんね。
※「むすこもり」は下ネタではありません。
今回は広島県三原市の「ゲームアーク三原店」で開催されたシティリーグシーズン2に参加し、【三神インテレオン】で【ベスト4】になることができました㊗️
私事ですが、最近バタバタすることが多く、大会に出る機会や練習時間がめっきり減ってしまいました。
そんな事情もあり、結果を残せるかとても不安でしたが、最低限の目標だった優先権を獲得できてホッとしています。
相談に乗ってくださった皆様や、Skype対戦に付き合ってくださったチームメイトの皆様には頭が上がりません。ありがとうございました。
もうこの環境で大会に出ることはないですし、せっかくなので使用デッキの記事を書いてみました。よろしければ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
※この記事では多くの略称を使用しています。個人的な便宜のためですが、ご了承ください。
2.環境予想
多くの方が解説されているので簡単に。
多い
ピカゼク
三神ザシアン
スピードザシアン
超パーフェクション
普通
小ズガ
アゴズガ
炎パーフェクション
メルカリザシアン
いなくはない
カルゴLO
モクナシゴリラ
マグカルゴ
タチフサグマ
補足として、三神ザシアンは以下に挙げる桃屋とガルシアさんの記事のデッキが多いと考えていました。
https://note.com/miyassss/n/n2d6ccf5bd84b
https://note.com/trubbishx3/n/n8bff3d93cb6e
また、HANDを使い込んでいた自分がこんなこというのもアレですが、LOは切りました。
練習できていないデッキでしたし、地域的に使用者もいないだろうと考えていました。
【重要】【続く】
3.ソードシールド環境のルール変更について
個人的に次のような考察をしていました。
(メモ書きの延長のようなものなので読み飛ばしてもらった方が良いかもしれません。)
先1のサポート権消失
→サポの総数をルール変更前と同じにしていた場合、先行時の無駄カードがデッキに残ることになり、デッキパワーが落ちます。
→サポを減らしたいですが、それでは事故ります。カプテテフGXが使えないため、ポケモンをサーチできるボール系のグッズを直接サポートに繋げることもできません。
→やむをえず、ジラーチかデデンネGX、またはサポートを12枚以上採用せざるを得ません。
しかし、それぞれ次のデメリットがあります。
①ジラーチ
グズマがない関係で、アブソルを出されると、1エネ付けて逃げるかポケモンいれかえを要求されます。
ここまでは許容範囲ですが、今環境の最強デッキは三神ザシアンであり、ゲームスピードが非常に早いです。
このため、相手のゲームスピードについていくためには、ねがいぼしでチマチマパーツを集めているだけでは足りません。少なくとも、ジラーチとサポートだけのデッキでは不十分で、デデンネGXも採用したいです。
②デデンネGX
ヤレユータンがあるとはいえ、デッキを雑に回すことになります。
このため、種ポケモン主軸の雑に回して強いデッキ(ピカゼク、ザシアン、パーフェクションなど)には適しますが、それ以外だと巻き込み事故が怖いです。
③サポートを大量に採用する
今環境では、三神ザシアンのスピードについていけるデッキしか使われません。
→三神ザシアンは最速4ターンでゲームが終わるため、実際に使用するサポートは4〜5枚です。
→サポートをたくさん入れても、ゲーム中に使わないカードが多く、デッキパワーが低い(60枚フルで使えない)デッキになります。
→安定してドローできるだけの勝てないデッキになります。
【結論】
この環境では、【ドローの安定感を高めるデデンネを採用できる種主軸の雑に回して強いデッキ】を環境に合わせて使われると考えました。
4.インテレオンについて
CL愛知にエクストラで出場する師匠と練習している時のことでした。
彼は【ショックロック】(詳しくは調べて下さい)を使用していましたが、このデッキはロックに入るまでの安定感がキモになります。
そこに採用されたのがインテレオンライン。裏工作で中盤の安定感が得られることから採用されていました。
その時までインテレオンは大会で使うことのないカードだと思っていました。使われて初めてわかる強さでした。
結果的にそのショックロックからインテレオンは抜けることになりましたが、自分の中ではインテレオンの裏工作の強さをスタンで生かせないか考察を始めました。
⑴長所
①任意のタイミングでスタンプ+ムサコジやカスタムキャッチャー×2などの強い動きを取ることができる
②実質ワンダータッチ兼イツキおとりよせパッド兼スタジアムナビ
(いつきかわいい...)
③ボールを大量に採用することになるのでサポートの総数を減らしても事故らない。かつ、ボールが大量にあれば、序盤の盤面づくりがうまくいく。 このため、ゲーム中使わない【事故防止の弱いカード】を採用せず、60枚フルで使えるデッキになります。
⑵短所
①進化であるため1ターン目に使用できない。
②デッキスペースを圧迫する。
【結論】
次の条件を満たすデッキにはインテレオンはかなり適しています。
①1ターン目にポケモンを並べ、2〜3ターン目から動き出すこと。
②デッキスペースが確保できること。(≒メインポケモンのスペックがかなり高いこと)
前項で説明した通り、デデンネが使えるデッキが強いというのが自分の結論ですが、それではゲームをコントロールすることができず、自分の好みではありません。(あくまで【自分の好み】という前提です)
こうしてインテレオンとの相性がよく、実践レベルのデッキが3つできあがりました。
①たけるとうき+インテレオン
②タチフサグマ+インテレオン
③三神+インテレオン
今回のシティリーグで使用した③以外は簡単な紹介に留めます。すなわち、ピッピ人形やふしぎなアメをうまく使える点で、2進化とも相性が良かったです。
副次的な効果として超ブーストエネルギーを有効に使えることもギミックとして面白かったです。
【1月26日15:23修正】
たけるとうきは枚数指定なので超ブーストエネルギーの効果は乗りません。
5.使用デッキ紹介
使用デッキです。
インテレオンが強い3ターン目以降からパーツを集めることができる。逆にいうと1〜2ターン目は三神に手張りしながらメッソンを適当に並べるだけで良いのでサポートはなくても構いません。
インテレオンを育てるために大量に採用したボール系のおかげで、三神を1ターン目に出すことが容易であることもメリットですね。
また、オルタージェネシスの効果により、大半の相手はポケモンを2枚倒せばサイドを取り切ることができます。
インテレオンが2ライン立つ頃にはパーツが集まり、ゲームが終わっているイメージと思ってください。
抽象的な説明になりましたが、【三神インテレオン】というデッキの総論的な説明は以上です。
この【三神インテレオン】に【1エネで動く非GXのアタッカー】を組み込むという構築のヒントになったのは、SM環境の集大成であるシティリーグシーズン1を荒らした三神ミカルゲです。
https://note.com/yoshi1026/n/nb57592feb128
三神ミカルゲの強さとしてあげられるのがサイドレースでの圧倒的強さ。すなわち、オルタージェネシスの返しで三神が倒されても、非GXアタッカーで毎ターンサイドをとればそこから逆転が可能です。
このデッキも、当初は三神ミカルゲ+インテレオンでした。しかし、レインボーエネがないこと、先1でサポートを使えずポケモンを並べにくいことから、ミカルゲにダメカンが乗り切らないため没になりました。
ミカルゲの代用、すなわち1エネで動ける非GXのアタッカーを組み込んだのが今回の私のデッキになります。
以下、リスト解説です。
【ポケモン18】
三神3
1ターン目に場に出して手張りするところからゲームが始まるため厚めの3枚採用。実際に使用するのは1枚だけですが、スタートしやすくなること、ポケモンが多ければポケモン通信が使いやすくなることから、この枚数が最適だと判断しました。
インテレオン3-3-3
場に2ライン立てて進化していくイメージなのでサイドケアで3枚ずつ採用。多ければ多いほど安定はしますが、オルタージェネシスでゲームがすぐに終わるので4ラインは不要です。未検証ですが、4-3-2でもよいかもしれません。
また、カウンターゲイン込み1エネ150打点が出るため、アタッカー性能も悪くなく、炎デッキやタチフサグマ相手には特に有効なアタッカーです。
アルティメットレイを使用できる場合は、インテレオンに基本水エネルギーをつけて山を圧縮します。
マシャリキ1
ピカゼクをコスパよく倒すため採用。サイドを3枚取られるので、極力採用したくありませんが、ナゲキが使える保証はないため、止むを得ず採用しました。裏工作→タッグコール→グズマハラ&マシャリキ→カウンターゲイン&オーロラの流れが綺麗です。
ミミッキュ1
三神、ザシアン、その他強い技を持つポケモンをカウンターします。バレットアタッカーの中で、ミミッキュだけは2枚採用するか迷いました。
デンジュモク1
三神が気絶した後に続く1エネ150のアタッカーとして採用。ビーストエネルギーがあれば180まで出るので、デデンネなどを倒せます。
ウツロイド1
デンジュモクが気絶した後に続くアタッカーとして採用。ビーストエネルギーがあれば、メタルコアバリア付きのザシアンも倒せます。
デデンネGX1
先1で三神に手張りするエネルギーがない時の保険として採用。
マーシャドー(リセットホール)1
混沌のうねりでフラダリラボを貼らせないデッキがあると嫌なので採用。
直前までは、こちらが使用するしまめぐりのあかしを相手のフラダリラボで壊されないために、混沌のうねりを採用していました。
しかし、しまめぐりのあかしを使う三神ザシアンはフラダリラボが採用されていないレシピがトレンドであること、ポケモンを増やせばポケモン通信が強くなることからリセットホールを採用しました。
【エネルギー11】
オーロラエネルギー4
コストがあるとはいえ、どのポケモンにつけても有効に働くため最大枚数を採用。
ユニットエネルギー草炎水1
グズマハラから、コスト不要の水エネをサーチしたい場面があると考え1枚採用。アルティメットレイのエネ加速はほぼ使わないため、基本水エネルギーを1枚削って、サイド落ち込みで2枚にしてもいいかもしれません。
ユニットエネルギー雷超鋼3
デンジュモクとウツロイドにも使える鋼エネルギーとして採用。エネルギーを増やすならここを増やします。
ビーストエネルギー1
ウツロイドとデンジュモクの項目を参照ください。ワンパン圏内に入る仮想的があったため採用しましたが、唯一、三神に貼れないエネルギーなので注意してください。
基本水エネルギー2
オルタージェネシス用に採用。アルティメットレイが使えたらインテレオンに貼ります。
【サポート7】
博士の研究2
カスタムキャッチャーをはじめとして落としたくないカードがたくさんあるものの、やはり縦引き7枚ドローは強いため採用。
シロナ2
適当に使えてそこそこ引けるサポートとして採用。シロナの6枚から裏工作に繋がるカードがあれば好きな動きができます。
エリカのおもてなし1
超強い場面、超弱い場面があるものの、強い場面に裏工作でサーチの選択肢とするため採用。カスタムキャッチャーをキープしながら縦引きできるのが強いです。
グズマハラ2
裏工作から使用することで、デッキの基本エネルギー以外の全てに触ることができるようになります。使いすぎると手札が枯渇するので2枚の採用にとどめました。
【グッズ23】
クイックボール4
何も考えず4枚採用。
ポケモン通信3
いつでも強いカードではないものの、種も進化も呼べるカードとして採用。ポケ通4、おこう2で回していた時期もありましたが、腐る場面もあるカードなので4は過剰と判断しました。
しんかのおこう3
裏工作からデッキのあらゆるカードに繋がるとても強いカードです。1ターン目に使えないため4枚は過剰と判断しました。
タッグコール2
絶対に1ターン目に三神に触りたいためボールのかさ増しとして採用。ゲーム中盤は、これを経由してグズマハラと不要な三神orマシャリキをサーチすることでデッキを圧縮します。
カスタムキャッチャー4
裏工作から確実に裏を呼べます。ゲームで1度だけ裏を呼べばいい相手には1〜2枚適当に捨てても問題ありません。いつでも2枚同時にサーチできますからね。
グレートキャッチャー1
ピカゼク戦、三神ザシアン戦では裏を2度呼びたいことがあるので、1枚だけ採用。
ポケモンいれかえ1
デンジュモクやマシャリキでスタートした時や、アブソル下で逃げるときのために1枚だけ採用。2ターン目のジメレオンの裏工作で持ってきて、そのままオルターを使用することが多いです。
リセットスタンプ1
任意のタイミングで打て、負け試合を拾える可能性があるため1枚だけ採用。
Uターンボード1
逃げ0を作りたかったので採用。アブソルケアで基本的にはインテレオンにつけます。
しまめぐりのあかし1
プレイングの項目を参照ください。
カウンターゲイン2
マシャリキ、ミミッキュ、インテレオンが1エネで攻撃するために採用。技を打てずにテンポを失うのが嫌だったため、サイド落ちも考慮して2枚としました。
【スタジアム1】
フラダリラボ1
アゴズガのしまめぐりを潰して3-3で取るために採用。自分が困ることもあるため、プラン上使わない時には貼りません。
【サイドボード】
マッシブーン1
しまめぐりのあかしが通った場合、及び、三神ザシアン戦で、相手が2-4プランを取ってきた場合に有効に働きます。前者はそもそもかなり有利になり、後者はインテレオンで攻撃したり、しまめぐりでごまかしたりできるので今回は不採用としました。
メタモン◇&ブラッキーorマニューラ
オーロットヨノワールをワンパンできないため採用を検討していました。不採用だと超パーフェクションが少し不利になりますが、インテレオンがオーロットヨノワールの技を耐えてくれること、初見だと相手はミュウミュウで攻撃すると考え、ウツロイドでワンパンできることから今回は不採用としました。
ウルトラボール1
サイド落ちのUBを拾えるカードとして検討の余地があります。
ムサコジ1
裏工作→スタンプムサコジができます。
マオスイレン1
タッグコールがポケモンいれかえになります。
きとうし
クリアビジョンGXを打たれてもオルターできます。
ライライ1&サンダーマウンテン1
タッグコール→ライライ&グズマハラ→サンダーマウンテン&エネ&カウンターゲインでタンデムショックが使えます。終盤にリセットスタンプと合わせれば、相手を無理やり1ターン止めてHP300までは2パンできます。
大きなおまもり1
レッドパーフェクションの先2フレアドライブGXから三神を守れます。レッドパーフェクションはいないと想定し、今回は不採用でした。
グラジオ
入れたかったです。最悪インテレオンも攻撃できることからアタッカーのサイド落ちは特に気になりませんが、しまめぐりやUターンボードを拾いたいです。このカードがあれば100%納得いくデッキでした(笑)
6.プレイング
以下の動きを取れるよう、裏工作でデッキを回します。
⑴三神ザシアン
①先攻
先2オルター
後2オルター
先3カスタムでジラーチやニャースにアルティメットレイ(2-0)
後3相手のザシアンに三神を取られる(2-4)
先4グレートキャッチャーで三神を呼び、ミミッキュでまねっこorビーストエネウツロイドでナイトキャップ(6-4)
②後攻
先2オルター
後2オルター+しまめぐりを三神に貼る
先3三神取られる(0-3)
後3カスタムでジラーチやニャースを攻撃(2-3)
先4 前を取られる(2-5)
後4 グレートキャッチャーで三神を呼び、ミミッキュでまねっこ(6-5)
【キーパーツ】
ミミッキュ、ウツロイド、ビーストエネルギー、グレートキャッチャー、しまめぐりのあかし
【注意点】
後攻でデデンネを出してしまう展開になると上記プランでは間に合わず、負けてしまいます。
また、オルター前にクラッシュハンマーでエネを割られるとそのまま負けてしまいますが、こればかりはケアできません。
⑵ピカゼク
①先行
後1フルドライブ(0-1)
先2オルター+しまめぐりを三神に貼る
後2 タッグボルト(0-4)
先3 マシャリキでリベンジorビーストエネウツロイドでサンダーボルト(カプコケコVがいる場合)(4-4)
後3 相手の盤面にエネがない(4-4)
先4 ウツロイドで何か倒す(6-4)
②後攻
先2フルドライブ(0-1)
後2オルター+しまめぐりを三神に貼る
先3 タッグボルト(0-4)
以下同じ
【キーパーツ】
マシャリキ、ウツロイド、ビーストエネルギー、しまめぐりのあかし
【注意点】
ハードルは高いですが、裏のジラーチから2-4で取るプランの方がより勝ちやすいです。
また、上記のプレイングはほんの一例であり、相手のベンチやフルドライブのエネ加速先を見て柔軟にプレイすることが大切です。
また、後だしハンマーはケアしていません。個人的には強いと思っていましたが、入賞しているピカゼクには不採用であることが多かったため、切っています。
⑶タッグ系(パーフェクション、モクナシなど)
2-4か4-2でとります。
⑷GX、V系(モルペココケコ、アゴズガなど)
3-3で取ります。相手のしまめぐりを働かせないようにフラダリラボを大切に使います。
⑸非GX(小ズガなど)
小ズガ相手に先行を取られ、ビーストブリンガー込みでブン回られれば勝てませんが、それ以外はサイドレースで勝てます。
後半は雑になってしまいましたが、質問いただければ個別に回答しますので気軽に連絡してください。
7.当日のマッチアップ
参加者52人
スイスドロー5回戦+上位8人がトーナメント
○三神ザシアン(ちひろさん)
○化石(シキさん)
○スピードザシアン(ミコトさん)
○ピカゼク(たくまさん)
×カルゴLO(たけしさん)
4-1の4位で決勝トーナメント進出
○メルカリザシアン(たっつんさん)
×カルゴLO(たけしさん)
結果:ベスト4&CL京都優先枠獲得
LO以外には勝ちました(涙)
LOを使用されたたけしさんがそのまま優勝されましたが、優先権を取れたので結果オーライです。
プレイングミスも0でしたし、気持ちよく帰宅できました。
8.終わりに
自分はシティリーグに今まで7回出て、6回決勝トーナメントに残っていますが、ベスト4以上になれたことはありませんでした。
今回その壁をようやく越えることができました。決勝トーナメント1戦目で勝った後はちょっとウルッときていました(笑)
まだ少しポケモンカードに集中できる環境ではありませんが、CL京都を最高に楽しめるよう頑張って練習します。
対戦いただいた皆様、ジャッジの皆様、店舗の皆様、ありがとうございました。
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