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Photo by
sui_minowa
思い出は、美しく苦しい。
若かりし頃、ひとり、ふたり、、、いや5人。
あとひとりは、お見合い。
恋愛経験をした。
多いのか少ないのかはわからないけれど、わかるのは人数より密度?!
誕生日にもらった年の数だけの薔薇の花束も配達の人から受け取ったのはお母さんで、なんだかお母さんから手渡されても(その頃彼は海外にいた)って思った。
花瓶もちょうどいいのがなくて、アンバランスで、なんていうか、花束って映画の中の世界だけでいいかなって思った。
もちろん好きな人からもらった花束だったけど、結局は花びらが開いて、散って、捨てたっていう冷めた感じだった。
彼から手渡しなら、もう少し違ったかも、、、
彼は、ロマンチストだったんだろうなー
そんな彼の純粋さが祖父に育てられた耳年増の私には心から素直に喜べる感じがなくて、嬉しいよりもただ申し訳なく感じてしまった。
彼とは本当に身体の相性が良かった。
別れた時も身体に残ってしまった彼の愛情は、長い間私を苦しめそしてまだ愛されていた。
あれから、ずっーと時間がたった。
魔が刺したかのように、ふと思い出すことはあっても、もう永遠の過去。
たくさんの思い出をくれた彼に感謝している。
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