ギャルJKの私には真面目JKの親友がいる。ある日、彼女が万引きして捕まってしまった「いじめられてるの…万引きしろって…」ギャル「まじかよ…許してやってよ店長!」キモオタ店長「いいぞ…そのかわり…」(スカっとする話を漫画化)

ギャルJKの私には真面目JKの親友がいる。ある日、彼女が万引きして捕まってしまった「いじめられてるの…万引きしろって…」ギャル「まじかよ…許してやってよ店長!」キモオタ店長「いいぞ…そのかわり…」(スカっとする話を漫画化)

私は伊達かなこ。

ギャルJKの私には親友がいる。

幼稚園の時からの仲でいまは違う高校に通ってるけど、
しょっちゅう連絡をとりあってるんだけど…最近彼女から連絡がこなくなっていた。

時々通話もしてたんだけど…なんだか…元気がなかったような気がする。

「心配だなぁ…」

店長「伊達さん、休憩おわったよーレジおねがい~」

「あ、ごめんなさい!いまいきま~す」

(この人は私がアルバイトしている、店長、アニメオタクのデブ。どう見てもキモオタって感じの人
でも、ギャルの見た目だからってバイトに入るとき全然嫌な顔もしなかったし、意外と器は広いのかな?)

そしてバイト中。

伊達「あれ?ゆい…?」

なんと、コンビニにゆいが来店してきた。
もしかして、私に会いに来てくれたのかな…?と思ったけど、どうやら違うようだ。

伊達(ん?なんか、顔色悪くない?それにうつむいて…
様子がおかしいな…)

店長「ちょっと伊達さん…隠れといて…あの感じ怪しいな…」

店長がぼそりと言った。

伊達「え?店長?どういうことですか」

店長「レジ見ててね…」

そういって、店長は控え室にもどっていった。

そして、しばらくするとゆいがお店を出て行こうとした。

店長「こら!!待ちなさい!」

そこに休憩室からすごい勢いで出てきた店長がすごい勢いで出てきて、ゆいの腕をがっしりつかんだ。

伊達「ちょ、店長何してんですか!?うちの親友に!?」

ゆい「え…?かなこ?」

店長「え?伊達さん…この万引きと友達なの?」

伊達「え!?ゆいが万引き!?ないって店長!それはさすがに冤罪だわ!
ゆいが万引きなんてするわけないじゃん…ねぇ!ゆい!」

ゆい「…」

伊達「ゆい…?」

店長「監視カメラで映像もばっちり残ってるからな…
間違いじゃないさ…でも、どうやら何か理由がありそうだ…
あの外にいる奴らと何か関係があるのか?」

伊達「え?」

言われてみると店の外にJKが三人ぐらいこちらを伺っていた。

私と目が合うと、走ってその場を去って行った。

店長「とりあえず、話を聞かせてもらおうか…ちょうど代わりのシフトもくるし…
伊達さんも一緒に聞くか?友達なんだろ?」

伊達「うん…」

休憩室でゆいから話をきくと大体想像通りだった。

どうもゆいはさっきの三人に学校でいじめられていて、
こんかいの万引きもあいつらの欲しいものを盗るように命令されたみたいだ。

「ねぇ、店長…許してあげてよ…」

「う~ん…いいぞ」

店長は少し悩んだそぶりをしたあと、ニヤっと笑った。

「その代わり…俺にやらせてくれよ…」

伊達「え!?て、店長!!」

ゆい「そんな…でも…警察にいわないでくれるなら…」

伊達「ちょ、何言ってんのゆい!ダメだよ!!ボタンに手をかけるのやめな!」

店長「なんか、お前ら勘違いしてないか?」

伊達、ゆい「え?」

店長「俺がやらせてくれっていったのはその三人組に対する制裁のことなんだが…」

伊達「て、店長!!その顔でさっきのセリフは絶対誤解するって!」

ゆい「うんうん…」

店長「そうか?まぁ、とりあえず俺に任せてくれ。その三人のいじめっ子どもを二度といじめなんてする気が
おきないようなカラダにしてやんよ…くっくっく…」

伊達「一応聞くけど変なことしないよね?」

店長「うん?普通に今回のいじめの件をネット上にさらして炎上させてやろうと思ってるだけだが?」

伊達「そ、そっか…」(誤解しちゃうようなセリフいう人だなぁ…)

【その後、店長の働きはすさまじかった。あっという間にゆいと連携して、いじめられた証拠を固めて、ゆいだけじゃなく、
これまであの三人組にいじめられた経験がある子から証言をあつめ、それらをネット上で暴露した。あっという間にネットニュースでかけめぐり、
あの三人は大炎上した結果、いじめだけでなくネット民が過去の悪行を特定し、その結果三人とも退学に追い込まれた。】

退学になる前にどこからか今回の報復が店長がリーダーだというのを聞きつけたあの三人組がコンビニきて土下座して、なんでもするから、
許してくれ(色仕掛け)で言ったけど、店長は…

店長「人をいじめるような奴にしてほしいことなんて何もない!!」

ときっぱり断った。

その姿を見て、どうもゆいがキュンときてしまったみたいで…その後、ゆいが店長に猛アタックして
付き合うことになった。しかし、店長はいがいとまともな男で高校を卒業するまで一切手を出さずに、
大学を卒業した頃に二人は結婚した。

店長「ゆい…」

ゆい「幸せです…」

まさかこんなキモオタとうちの親友が結婚することになるなんて…
以上、人は見かけによらないんだなというお話でした。

ちなみに、私は年齢=彼氏いない歴だから…彼氏募集中ね!とほほ。

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ホメコロ助
このノートでは私がゲームを作った過程で得られた知見などを公開しています。ノートで得られた収益はゲーム作りのために使います。みんなもゲーム作ろう!