個人のゲーム作りで一番大事なことは妥協と失敗を許すこと。
個人のゲーム作りで一番大事なことは妥協と失敗を許すこと。
ゲームだけでなく、漫画のときからそうだったのですが、企画段階や描いてる途中で未完成で終わってしまう完成できない作品にありがちなのが、クオリティを求めすぎてることです。よく考えてみたら、プロでもなければ、飛び抜けた才能があるわけでもない僕ですが、これまで楽しんできたゲームはたまにクソゲーにあたることはありつつも、基本的には世間でも評価されてるような名作、良作ばかりを楽しんできました。
その結果、結構目が肥えています。そんな自分が納得のいくクオリティーの作品を自分で作れるわけがない。
みんなもそうだと思います。ゲームを作るほどゲームが好きな人を楽しませる作品を初めてで作れないですよね。その認識はもっていた方が良いです。
絵でもシナリオでも、自分が完全に納得いって。最高に面白いと思えるものは今の自分には作れないんですよね。
自分の能力をある程度客観的に分析すれば、結果が出なくても落ち込まずにすみますし、失敗して当たり前というマインドで挑戦することができるので、大体の人は最初は失敗するので、その方が精神衛生的にいいのかなと思います。
逆に自分ができると思ってしまうと、結果が出なかったときのダメージも大きいですし、そこで挑戦できなくなってしまうリスクがあるかなと。
僕の知り合いに自分を高く評価しすぎてる人がいるのですが、その人はやろうやろうと口では言いながらも実際に行動に移すことがありません。
普段から自分ができるアピールをしてるので、失敗したときの周囲の反応などを考えて、挑戦できないマインドになってしまってるようで可哀想でした。なので、今から何かに挑戦しようとしてる人がいるなら、失敗したときのリカバリーというか、再チャレンジしやすいような環境にしておく事をおすすめします。ここまで失敗について許すことについてです。
さてここで妥協についての話に戻します。
僕個人としては、最終的にイラストもシナリオもその分野でちゃんと実力のある人にお願いしたいと思っていて、自分は企画だけでいいと思っています。
なので、自分でイラストとシナリオを作っている今は妥協の連続です。
イラストもこだわってもたいしたものはかけないことは自分でわかっているので、一番重視しているのはスピードで大体1つのキャラの絵に一時間以上はかけないようにしています。これはこれまで作成したゲームのほとんどがそうなので、見た人は大体わかるかもしれませんね。
わりと短い時間で描いただろってわかるぐらいのグラフィックになってます。いっても先ほどもいったとおり、僕は時間をかけたからといって、うまい絵が描けるタイプでもないので、効率を考えた時に短い時間で描かないとゲームが完成するまでにとんでもない時間がかかってしまうので、
現状はこのやり方で通しています。利益があがるようになったらちゃんとイラストレーターの方に描いてもらえるようになるので、それまでどうぞ勘弁を。
とにかく下手でも、未熟でも完成させて経験を積み上げていくことが大事だと思っているので、今はそんな感じで進めています。
このノートでは私がゲームを作った過程で得られた知見などを公開しています。ノートで得られた収益はゲーム作りのために使います。みんなもゲーム作ろう!