無題56

back number

back numberが好きです。

もしかすると今の流行りから遅れているのかもしれませんが、今、わたしの中で最も来てるアーティストです。

もともと、「クリスマスソング」が歌詞、面白いなぁと思っていて耳に残っていたんですが、ある日「ハッピーエンド」を聴いたら、歌詞がちょうどその頃自分が書いていた小説とオーバーラップして。それから他の曲も聴き始めました。

どこがそんなに好きなの?と問われたらやっぱり独特な世界観を持った歌詞ですね。曲ももちろん素敵なんですけど、書く方からしてみると、あの歌詞は時々、上手いこと言うなぁと車の運転をしながらハッとすることがあります。

「つまらない話は思いつくのに君を抱いていい理由だけが見つからない」……間違ってたらすみません。「HAPPY BIRTHDAY」の歌詞です。グッと来ちゃう。しかも、片想いなんですよ。なのに、誕生日に日付が変わった瞬間に鳴った電話が彼女から来たものだと期待してしまったり、「抱いていい理由」の前の段階はどこへ……?

そういうところが独特だなぁと。小説にも上手いこと取り入れられないかなぁと思う次第です。

今、ビールのCMで使われている「高嶺の花子さん」も面白いですよねぇ?妄想炸裂!でも、そんなに激しく妄想しちゃうほど彼女が好きなんだという気持ちはすごく伝わってきます。それに、突飛な歌詞に見えても、ありそう!って感じの共感性があるんですよね。小説とは違って、少ないワードの中に入っている密な世界観、そんなものに惹かれてしまうのです。

ベストアルバムの「アンコール」はもちろん、最新アルバム「MAGIC」もオススメです。あ~、DVDのついた限定版買えばよかった!ってくらい、オススメです。

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