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うれしいこと

昨日、いま連載している小説の1日ののべ読者数がおよそ650人となりました。すごい! そしてすごくうれしい! コツコツ書いていてよかった。そうやって書くと「わたしは……」と思う方もいると思いますが、わたしにも3PVで「やっほー!」だった時期があるのであきらめないでください。

書き始めた時は3PVは「日本中のどこか、3人のひとがわたしの小説を読んでるんだ」ということに感動しました。最初からガッツリ稼げる人なんていませんて。あの人、書き始めたばっかりなのにすごいなーと思うと、実は他サイトで書いてたり。そんなものです。長く書いていると固定の読者さんもできますしね。

じゃあ読まれるための工夫をしているかと言うと……してますよね、それは。Web小説の欠点はどこで終わるのかはっきりしていないところ。連載中の作品はどこで終わるのかわからない。短ければ読み始めたら多少は辛抱して読めるんですけど、先が見えないと読了をあきらめるのは簡単なんですよ。「あと1/4かぁ、がんばって読もう」というのがないわけで。書籍は完結しているし、ある程度の量になると分冊になっているのでそこで息を継ぐように読めばいいんですが。

じゃあ、読者にページをめくらせるにはどうしたらいいのかと考えてみると、やっぱり魅力的なストーリーかなと思うんです。全体的に見れば型にはまっててもいいと思うんです。恋愛ものであれば「出会い→交際→ハッピーエンド(バッドエンド)」とか。全然、それでいい。ただ、そこに肉をつけるのです。魅力的なキャラやディテールの凝った文章と展開。それだけで。ディテールの凝った……というのが作家自身の個性の見せ所かと思います。物語の設定ですよね。わたしはここに紆余曲折をはめ込んでいきます。小さな起承転結の繰り返し。たぶん、読み手さんは先がどうなるのか読みたくなるんじゃないかなと思います。

ちなみに今作はわたしの専用編集者こと娘にプロットを話した時、「長すぎる! 一体この話は何文字で書くつもりなの?」と言われたくらいの紆余曲折たっぷりになってます。でもね、13万文字に収まりました(笑)。

自分で上手いと思ってるかというと、上手くないから素人なんだと思います。書籍化ってどんな方法であれ、声がかかるわけじゃないですか? わたしは書き始めて2年になるけどコンテストで大賞を取ったことはないし、いわゆる『すくい上げ』もありませんから。結果から見れば『まだまだ』なんだと思っています。

どうせなら文豪と同じ棚に並んでみたい! それくらいの気持ちでいます。ただ、自分の書いているものは純文学ではなく、エンタメだと思っているので、そこの評価でライト文芸、ラノベに分類されるのは構わないかな。高尚なものは書いてないです。

今作がよかったのは(書き上がっているので)、テーマが一本の柱として立っているところ。テーマに沿う形でキャラが個性的に動いてくれたのでそこが良かったと思います。あとは表現力で全体のトーンをカバー。会話は書きやすいのであれですけど、地の文、読み返したら意識して無理に増やしたつもりはないんですけど、ちゃんと多かった! 良かった! 地の文が少ないと文学じゃない、みたいな風潮ありますから会話主体のわたしとしてはプレッシャーなわけです。

そんなふうにして書いた小説の宣伝を忘れずに(笑)。KADOKAWA主催の小説投稿サイト『カクヨム』で行われているコンテストに応募しています。1ページでも読んでいただけたら読者選考の要素になるので、よろしくお願いします。上手くかけていたら御手数ですがアカウント取っていただき、☆をいただけると幸いです。

なぜか男性読者の多い恋愛小説です。重ねてよろしくお願いします。



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