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完結一歩手前

明日22日の22時公開で、小説が完結します。やった! 完走!

思えば11月29日のコンテスト開始から今日まで、年末年始も休まずに毎日連載続けたのはえらい! 今年は日数調整の休みも1日も取らなかった。えらい!

執筆は思っていたよりちょっと遅れたけど、余裕を持って書き上げたので先が決まらないという悩みはなかった。これは出来そうでなかなか出来ないことだ。

今月末31日までがカクヨムコン(カクヨムWeb小説大賞)の応募締切。余裕で間に合う。このコンテストには読者選考期間が設けられていて、応募期間と同じく始まり、終了は応募締切後1週間。31日までは原稿の直しが効くけれども、その後1週間は読者さんに選ばれて読んでもらうのを待つしかないわけだ。

たくさん読まれてたくさん評価をもらうと上位に行ける。その為の工夫の1つが完結。世の中にはリアルタイムで毎回読みたい人、ちょっとずつまとめて読みたい人、完成された作品を一気に通読したい人というのがいる。この一気読みしたい人に読んでもらうための期間を作るために応募締切まで少し早い時間に完結させる。

今年は15日よりも前くらいから完結をつける人が多くて、ランキング上位にそういう人たちが並んで気持ちが焦った。でもわたしは22日完結と当初から決めていたので、とにかく我慢。我慢してやっと完結。喜びもひとしお。

読者さんに最後までお話を届けられることがまずうれしいし、完結できるとほっとする。感じとしてはテレビ版エヴァンゲリオンの「おめでとう」シーンのような心境。

しかし、明日までは終わっていない。公開までにもう一度最終話をチェックしなくてはならない。言葉の意味の通らないところや句読点の位置、誤字脱字をチェックする。しかもそれが最終話となると至福の時間だ。このときを味わいたい。

公開するということは我が子を大海に航海に出すことと一緒。ただただ何事もないように祈るのみだ。

明日、無事に終わって、読者さんにもほっとしていただきたい。一応、すべてのフラグは回収したつもりなので、今はまだランキング上位には一歩届かないけれども自分では納得のいく作品にできあがったと思う。うん、よく書けた。がんばったな、と思う。

これがその作品です。我が子の次に大切な。応援よろしくお願いします!

完結までにはもちろんリアルでも紆余曲折あって、それはこのnoteにもだらだらと記したけれど、小説を書くのを本当に辞めようと初めて考えたし、そのせいでうっかり廃人になるところだった(笑)。でも考えてみるとこの約1ヶ月の間、わたしはカクヨムコン第一でやってきて、講座は二の次だったのでそれは良くなかったように思う。

どうにも良くなかった。

講座の課題は今思うととてもありがたい環境だったのだけど、毎月すごいプレッシャーで、プロに見られるのはすごく恥ずかしかった。わたしはまずピアノの発表会がダメなタイプで毎日必要以上に練習して、できる限り精度を上げていても上がってしまうのだ。緊張に弱い。なので課題から逃げ腰だった。

ある意味、コンテストが第一だったし、怖くて萎縮していた。その講座を続けられないのは本当に残念だ。でも新しい講座に移ったので、辞めちゃおうかと思ったんだけど得られるものは得ておこうという気になってきた。とりあえず、課題は絶対提出という決まりはないんだから、ミステリーの極意というやつに挑んでみたい。今の目標は「いなくなれ、群青」。ああいう独特の空気感を持つ作品を書いてみたい。別に死にまくる必要も無いし、復讐もメインに必要ではない。要は謎があればいいんだ。

また新しい作品が書けるかな? 書けるといいなと思う。新しい野望とともに。

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