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『なっちゃんのひみつ』

『なっちゃんのひみつ』という小説を書いています。はい、例のカクヨムコンシーズンなもので。

12月1日に始まったというのに、応募作品数が3千とか言ってて、どうやって選ばれるんだよーと聞きたい。異世界物書く人にとってはKADOKAWAは特別でしょうね、確かに。

あと、今年からKADOKAWAの文芸部門も選考に加わったのでそれも大きいのかもしれない。わたしもその辺の隙間に滑り込みたい。文芸まではいかないかもしれないところの、境目のレーベルで拾ってくれたらなぁ。

そもそもラノベと純文学の違いは、というのはよく尋ねられていますが、「ない」が正解。出版社が、どのレーベルで、どの棚に置くか、ということで決まるらしい。

と言いつつも、純文学は難しいです。ジグソーパズルみたい。ひとつひとつ当てはめてピースから絵を作り出していく感じ。ラノベはキャンパスでもお絵かき帳でも、油絵でもクレヨンでも、自分の好きな色を乗せていく感じかなと思います。ザ・自分。

もちろん純文学にも同じことは言えますが、自分を一度バラバラに解体/解放して、そこから組立変えていく感じがします。まず、解体が難しいですよね。固定概念からの解放。

同じって言われますけど編集さんから見れば仕事が同じだけで、書き手にとっては全然違う気がします。「ん? そうではない」という感じがエンタメ小説の講座でも起こりますから。

さて、今回はカクヨムで『なっちゃんのひみつ』という小説を書いていて、まだ4話くらいかな? これはわたしのnoteを昨年読んだ方は知っていると思われる『小説はあきらめた方がいいかもしれん』事件からできた小説です。講座でいい評価つかなかったのがショックで書くのをやめてしまったんですね。と、いうことです。

それを今年は勇気を持って引きずり出してきて「えいやっ!」とちょっと手を入れて出すことにしました。昨年からカクヨムコンでは『朝読小説賞』というのが新設されまして、読者選考ランキング(いわゆる一次選考なのですが、カクヨムコンでは読者人気で決まるんです)に関係なく全作読んでいただけるということで、朝読書に向けて、5分間にキュンとくる小説を目指してみました。去年から書いているので完結済み。

変えたのは先生に指摘された大きな点と、エンディング。エンディングはすごく良くなったと思います。「読め!」というわけじゃなく、あのエンディングを見ていただけたらなと思います。

あらすじ

中学三年生の雅には義理の兄、尚(なっちゃん)がいる。夏休みのある日、プール帰りに幼なじみの匠から突然の告白を受けて動揺しているところをひょんなことからなっちゃんに見られてしまい誤解されてしまう。なっちゃんの誤解のせいで断り損ねた雅は流れで匠と付き合い始めてはみるものの、『恋』というもの自体にピンと来ないのだった――。

という感じですかね? 面白そうかどうかはわかりませんが、そういう話です。絶賛、毎晩22時に次話公開中です。

さっきも書きましたが読者選考というものがありまして、それが難敵なんですよねー。嗚呼。たくさんの方に読んでいただいて、評価☆をいただかなくてはいけない·····。☆というのはレビューと呼ばれるもので、0~3個、作品に付けられます。☆の数だけじゃ表せない、という方にはレビューコメントというものもあって、これは書いても書かなくても大丈夫。とにかく☆をひとつでも多く貰わないと次にはすすめないんですけどね·····。

昨年も一昨年もやって疲れた! というのが本音です。

この際、小説なんて小っ恥ずかしいことしてるのバレてもいいからリアル友達に頼もうかと悩むくらい、後半は精神が病んでくるし(笑)。まだやってません。

読者選考があまりに重荷になり、体調を崩す人が続出。『完走』がとりあえずのスローガンになっております。外から聞いていると面白いでしょう? なのになんの業なのか、内側の人間になってしまったのですね·····。

というわけでバナー貼らせてください! ポチるとカクヨムのわたしの小説の頁に飛びます。カクヨムは完全無料で、応援やレビューをつける時にはアカウントを取ります。アカウント自体はすぐに取れます。

よろしければ、今年も応援よろしくお願いします!

今年は本当に1年間スランプで、長編が思うように全然書けませんでした。この1本をバネに復調できたらな、と思っております。

それから、昨年もこちらから読んでくださってた方がいるんじゃないかと思います。1話読むと1PVがつくんですけど、ものすごく精神的な支えになりました。ありがとうございました。

では2月まで完走目指します!!!

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