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【遊戯王】遊作とAiの到達点!ファイアウォール下級採用型@イグニスター 2025年01月(新弾後)環境にてサイバースが勝つには【ALIN後】

はじめに

どうも、otabeと申します
YACS4位入賞したりそこそこ強いサイバース狂決闘者です

ALINが発売されて様々なデッキが強化パーツを貰いました
その結果、様々なデッキが上位に勝ちうる群雄割拠な環境になりました

個人的には新規後の@イグニスターは良い立ち位置にいると認識しています
ただし今のところ注目を浴びているデッキという印象はないです
多くの人が大量展開してくる変なデッキ、位の感想ではないでしょうか

現環境で回してみて必要なものを取捨選択し、自分としてかなり納得のいくレシピができたので公開したいと思います

今回の記事では展開ルートは解説せずにレシピや環境の話を中心に綴っていこうと思います
展開ルートは以下の記事とおおまかなところは変わらないのでそちらを参照してください

@イグニスターを握りたい方、勉強したい方、対策を知りたい方の一助になれば幸いです




2025年01月環境(新弾後)の考察

環境テーマ Tier

2025年01月の遊戯王(新弾後)の環境について個人的なTier表(強さ重視)を以下に示します

2025年01月環境(新弾後)の遊戯王 OCG 環境デッキ Tier表(左右差あり)

S tier

個人的な意見ですがライゼオルが現環境で最強だと思っています
理由として誘発の受けの良さ、デッドネーダーを超えられるデッキの少なさ(私はこれをデッドネーダーハラスメント、デドハラと呼んでいます)、スター・ライゼオルによるクロスの安定供給、等が挙げられます

同率S tierとしてM∀LICEも入れています
March Hareによる安定性の向上、妥協盤面の獲得、アトラクター、インパルス等の強誘発の搭載、等がこのデッキの強みです

現環境では上記の2デッキに勝てるデッキを組むことが最優先です

A tier

A tierはそこそこ団子になっていて上位と比べて見劣りする点はあるものの、それぞれ強みがあり長所はS tierにすら優っているデッキたちです

これらのデッキは貫通能力が高くS tierと比べても最終盤面やリソースの豊富さでも劣っていません
しかしS tierと比べると誘発受けの良さや自由枠の観点で少し見劣りします
CS環境に持ち込むのであればA tierまでかな……というのがパワーラインです

メメントマギストス@イグニスター原石青眼がA tierです
新弾後に上がってきたのは@イグニスターのみです
後は原石青眼がリジェネシスを混ぜている構築が見られるくらいでしょうか

率先してメタる必要はない(というよりS tierメタらないと勝てない)です

B tier

B tierは完全に団子です
独自の強みがあるものの、貫通能力や妨害能力で上位に多少見劣りします

ただし上位デッキに勝てないわけではなく、十分に勝機はあります

白き森クリストロンジェムナイト海皇水精鱗天盃龍がB tierです
新弾の影響は少なめな集団ですね
白き森は新規を入れている人と入れていない人で半々くらいなので、対戦する時は相手のEXから何が出てくるか気を付けると良いと思います

見かけることは多いので展開ルートは覚えておいた方が良いです

C tier

C tierは環境で戦うパワーはありますが、勝率を上げるのは難しいです
パワーとしてはまずまずですが、上位のメタに巻き込まれやすかったりすることで環境的に逆風です

完全に勝てないとは言いませんが、握るうえでストレスが多い環境であることは念頭に置いた方が良いでしょう

オルフェゴールイビルツインがC tierです
有名どころのテーマをひとまず入れているだけで同程度のパワーのデッキは他にもあります

対策はせずともサイドチェンジの練習くらいはした方が良いでしょう


新弾後で伸びたテーマや新規テーマが増えたりはあまりしていませんが、元々強かったライゼオルとM∀LICEに有能新規が渡ったためにそちらが数を増やしています
特にライゼオルはM∀LICEにとってのロンギヌスのような逆風が少ないため使用者が多い印象です(パワー的には大差ないです)

個人的に現環境最強はライゼオルで最優先メタ対象です

ファイアウォール下級採用型@イグニスター
レシピ & カード解説


2025年01月29日時点でのレシピ

まずはこの構築に至った経緯を説明します

インファント、Aiランド不採用

インファントとAiランドを採用した場合、展開の要がAiランドになってしまいます
先攻の場合はAiランドの採用の有無によって展開出力に差はほぼ出ません
しかし後攻を考えた場合、相手からすればAiランドさえ除去してしまえば出力が落ちることが明白です
デッキの中に急所を用意するのは現環境においては致命傷で、デドハラによって後攻を勝つ難易度が急激に上がってしまいます

上記の理由からインファントとAiランドの採用は見送りました

ピカリ不採用

上記でインファント、Aiランドを不採用にすると言いました
Aiランドを不採用にする場合、ピカリは初動としてカウントできません
ピカリを初動としてカウントするためにはめぐりAiを採用せねばならず、めぐりAiを採用するとうららが使えない情けない展開系デッキの誕生です

Aiランド不採用を補強する形になりましたが、ピカリは最強Ai魔法が実装されるかしない限りは採用しないでしょう

ファイアウォール下級(上級)採用

インファント、Aiランド、ピカリを不採用にする場合、別の形でリンク値を伸ばすギミックが必要です
そこで私が注目したのがメインデッキに入るファイアウォールです

このギミックは昔からリンク値が伸びるギミックとしては注目されていましたが、誘発の貫通やその他の観点から環境に出てきたことはありません
しかしALINで追加された新規によって闇属性サイバースであることが有利に働くため、今回は採用することにしました

ドロバ採用

このデッキは出力が高い代わりに妥協展開というものが存在しません
そこでGフワロスを無理矢理受けるためにドロバをガン積みします

他にも採用理由があり、今のライゼオルにはドロバが刺さります
環境トップをメタりつつ、自分の展開を通すための札としての側面もあるためフル投入です

フワロス不採用

現環境トップのライゼオル、M∀LICEはフワロス耐性が非常に高いです
M∀LICEのフワロス耐性が高いと聞くと以前のM∀LICEしか知らない人からすると意外かもしれませんが、RED RANSOMで止めることで2妨害を用意できるため十分です

フワロスというカードは後攻前提で展開系デッキを止めるためのカードですが、環境トップに効きが悪いため以前ほど考えなしに積んで強いカードではなくなってしまいました

今はその枠をドロバ、わらしに割いています



Aiランドを採用した純寄りの@イグニスターでは最強カードの繋がりAiを十全に使いこなせませんが、このデッキではぶっ壊れ貫通札として機能します

サイドのAiボウ含めて環境で回した上での私の今の解です

実際に回してどうなのって話

このデッキはサイバースリンクを回していた人間からするとあまり難しいデッキではありません

妨害を受けた場合の展開の分岐、Gツッパした際の誘発ケアしてワンキルするルート、デッキとEXのリソースを常に頭に入れて戦う必要があるため一朝一夕で身につくものではありませんが慣れるとサイバース以外を回すと味気なく感じてしまう魅力があります

強さとしても申し分なく、自由枠や環境に合わせた展開ルートの変化まで様々な状況に対応できる良いデッキです
このデッキの先攻展開を捲れるデッキは存在しないと言っていいでしょう(相手のハンドがピカピカだと別ですが)

S tierには入れませんが規制される心配も今のところないため存分に展開して遊びましょう

メタ・対策

うららの当て方

どの型の@イグニスターでも繋がりAiに撃つのが丸いです
「サーキュラーをサーチします」と言ったら対戦相手がビビり散らかします

無限泡影の当て方

当て所あるんでしょうか……
回していても泡影1枚くらいでは全く止まる気がしません
対面は大体トランスコードとメイジに当ててきて実際に効果は止められるんですが、+ニビルでもない限り止まりません
ただしニビル単体だと貫通するため複数の誘発がない限り止まらないと思った方が良いです

有効な対策

@イグニスターには全てのマルチャミーが刺さります
このデッキに妥協展開というものは存在しないので大人しくターンを渡すか突っ張って◯すしかありません

このデッキの最終盤面を捲るためには超融合か罠モンスターをコストにした一滴くらいしかないと思います

先攻札では永続系が普通に効きます
神罠は有効ですが撃つポイントが難しいのであまりオススメできません
アーティファクトの神智を撃たれると爆発します

所感

サイバースリンクといえばM∀LICEという環境ですが、最終盤面の硬さ、貫通札の豊富さは@イグニスターが上だと思います
自分の好きなサイバースを最終盤面で自慢してやりましょう

色々書きましたが、このnoteを読んでくれた方の参考になればいいなぁと思います

分からないことを聞きたい方や情報をくださる方はツイッタをやってるのでそちらから連絡してくれれば反応します
普段はお絵描きとかしてる変な人です

https://twitter.com/musubi_meshi

では良き決闘ライフを!


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