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お弁当屋さんになるまで②
私がこれまで経験してきたことや、どんな思いでお弁当屋さんをはじめたのかなど、あらためて綴っていきます。プロフィールみたいな感じです。気楽に目を通してもらえればと思います。
踏み出す怖さ
自分の中で決心して、恐る恐る車内で口にしてみた。子どもたちが手がかからなくなってきたねーみたいな、
何気ない会話をしたあとに、
"お弁当屋さんやってみたいがよね"
話してる相手は、旦那さん。反応はどうだったかうる覚えだが、ちょっとびっくりしてたような気がする。まぁ、それもそのはずで、
初めて口にしたんだから、驚くわな😂
(その一歩すら勇気がいる私でも、現にこうして、本当にお弁当屋さんをやれているのは、奇跡なんだと思う)
その後、物件について家の近所を当たる事になるのだが、そもそも物件探しってどうやるの?素人の私には聞ける相手もいなかった😂目ぼしい所は一箇所あるのに、その所有者が誰なのかわからない!
ここは、旦那さんが動いてくれたおかげで判明する。そしたらそこは、少し前まで地域の人が管理している建物だった。が、つい最近、ある会社がそこを買い取ったと…😭
ショックで、ショックで。もう他に間借り出来そうな建物ないじゃん…新たに土地用意して建てるなんて、冒険すぎるし、それはやらない!やれない…振り出しに戻る。
それから少し経ち、今の厨房の場所の存在を思い出し旦那さんに相談。その場所は喫茶店として使われていたが、数年前に辞めていた。つてを頼りにダメ元で確認を取ってもらうと…
ちょっとみえた希望
希望は薄いが、ゼロではない。借りれなくもない。という希望が見えてきた。
サポートしてくれる人も現れて、無知で素人の私をまっすぐ導いてくれた。もちろん縁もゆかりもない人ではなくて、信頼できる方。
おかげで、順当に借りる許可を得れた。
進んでいくにつれて、不安が山のように募る(笑)
お弁当に対する不安。美味しいと思われるかな。盛り付けのセンスはどうすれば…。
売上の予測なんて、ほんとに当てずっぽうな数字で、1日に40個×12日間の営業と弾いてみた。イベントへは出れるかな?そこで何個売上れる?
(それでも計画はしておいて、無駄じゃないなと思う。1日40個には近づいてきつつあるので、目標って大事✨)
前に進む感覚がない日々は焦る。普通にこんな日々が続いた。人に胸はって、やりたいことを伝えれない。どこにも根拠なんてないから。100%上手くいく夢なんて転がってないもんな。それでも、やらないと後悔する。葛藤。
散々先延ばしにしてた夢。もうそろそろいいんじゃないかな。やってみて、誰にも必要とされなければ、辞めたらいい。
踏み出す怖さを味わった。これが一歩踏み出すってことなんだ。
つづく。