コーヒーとサウナの類似性について。〜お客様は今後どこに魅力を感じるのか〜
急な春の陽気、どうやら花粉が飛び始めているみたいですね。
僕は肌が弱いので、最近痒くなってきました。春がすぐそこですね。
蒸-五箇サウナ- スタッフのペイです。
また今回も、以前のような堅苦しい記事でなく、少し最近思っていることや気付きを書いてみたいと思います。
皆さんは、コーヒーって好きですか?
僕は社会人になってからブラックを飲み始めたんですが、今は1日1杯必ず飲んでいます。夕方以降はカフェインを摂りたくないので、できれば昼までに1杯。ここ数年はほぼ毎日飲んでいます。
どこで買うのか?コンビニです。
各コンビニで手軽に買えるコーヒーは、正直どこを飲んでも美味しい。サクッと出勤前に購入し、蒸へ向かう車内で飲むのがお気に入りなんです。
そう、特にこだわりがなければ、コーヒーはもうどこで買っても美味しいものが飲めます。すごく手軽に。コンビニコーヒーの手軽さは革命だと思います。
では、サウナはどうでしょうか。僕らのように薪ストーブを用いたアウトドアサウナも、日本全国にかなりの数ができましたね。本当にうかうかしてられないのが現状なんですけど、都市部の方を見てみると個室サウナや、ジムにもそこそこ良いサウナが入っていることが多くなってきました。そうです。手軽にそこそこ良いサウナでととのうことができるというのが現状です。
手軽に美味しいものが飲める現状のコーヒー、サクッと入れて手軽にととのうことができる施設が多い現状のサウナ。どこか、共通点みたいなものを感じます。この現状を俯瞰してみると、サウナとコーヒーはどこで他のお店と差別化を図れば良いのでしょうか。困った困った。
そんな問題を抱えながらこの間入ったコーヒー屋さんで、少しだけ答えが見えたような気がします。
それは、人です。いわゆる、属人性というやつです。
そのコーヒー屋で飲むコーヒーは、間違いなく味も美味しいです。このあたりだとダントツといっても良いくらい。
そのマスターが話していたのは、昔入ったコーヒー屋での体験でした。
店に入ると、その店のマスターがサッと椅子を引いてくれたと言います。そんな些細な気遣いを、嬉しくて今でも鮮明に覚えていると。その人のファンになったと。そこから何度も足を運んだと話していました。
単純ですが、こういうことの積み重ねが本当に重要なんだと感じました。
もちろん僕らは良いサウナを提供するのは当たり前で、施設の清潔さを保つとか、施設のアップグレードとか、ハード面でやれることは手を抜かない。
そこにプラス、人。施設で働くスタッフが、一体どんな思いでこのサウナで働いていて、どんな気持ちでお客様と接しているのかは伝わると思っています。そして、徹底された気遣い。サービス業をしていれば至極当然なことですが、ほんの些細なところでも気遣いができることは、施設の強みになります。
口コミでサウナだけでなく、スタッフのことも褒めてもらえることが本当に嬉しいです。良かった、伝わってると。もちろん、手を抜くとそれも伝わってしまうので注意が必要です。(そんなことあってはならないですが。)
大袈裟に言うとスタッフの人柄にファンが付くこと、これは今後サウナを長くやっていく上でかなり重要になってくるのではないかと思っています。
ニッチな仕事だとは思いますが、僕はこの仕事に魅力をどっぷり感じています。だから、長くやりたい。では、どうしたら良いのか。この試行錯誤の繰り返しをスタッフが怠らないようにする仕組みづくりは本当に大変だと思いますが、逃げたらそこまで。一生追い求めねばいけないことですね。
なんか気が付いたらここまで語っていましたが、仕事で熱くなれるって幸せなことですね。またここから1歩ずつ進んで、たくさんのお客様にお越しいただけるように頑張ります!
次はどんなことを語ってみよう。笑
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