販売士/リテールマーケティング検定1級 CBT受験体験
販売士検定1級をCBTにて受験しましたので、これから受ける方の参考になればと思い、私の受験経験を記します。
1級と2級は難易度がだいぶ変わります。合格率は2級は50%を超えますが1級は以下の通りです。
まず公式ハンドブックを購入しました。一読したものの内容が難しめで頭になかなか入らず、勉強方法をどうするか悩みました。
対策をネットで調べていくと古い情報ばかりなのですが、昔から一貫して評価が高いのは、一ツ橋書店の問題集(第3版)でした。しかし、ネットも本屋も廃版で入手困難でしたが、メルカリで運良くゲットできました。
(今はTACより同等の問題集が発売されていました。詳しくは下記参照)4
TAC出版から問題集が発売されていました。おすすめです。
https://tacpub.jp/list/detail.php?bc=099600
揃えるものを揃え終えてから、本格的に勉強開始したのが1回目の試験の一ヶ月前あたりから。
テキストと一緒に公式サイトから手に入れた過去問と問題集に出題された箇所をハンドブックへマーカー作業と、そのまとめをエクセルに打ち込み続けること一ヶ月。この作業が辛いものの、大きな成果を生むと思い粘り強くやりました。
まとめ終えたエクセルの中身をとりあえず頭にどんどん詰め込みまくることにしました。CBT試験ではどんな感じの問題が出るかもわからないので、様子見で一度チャレンジしました。
出題傾向としては過去問から公式テキストを頭に入れていく方法に誤りがないのは確かめられました。
結果、1回目の試験は小売業の類型の科目合格のみ。マーチャンダイジングとストアオペレーションは65点。あと一つずつとれていれば…。マーケティングと販売経営管理は50点台とボロボロ。でも、結果としてここで一つでも取れたのはよかったです。
出題傾向がなんとなくわかったのと、やはり1級は甘くないこと、学習量の足りなさを痛感し、改めてハンドブックの中で問題になりそうなところを探して、マーカーしまくりました。
そしてエクセルへのまとめを追記。
実務に生かしたいので、中途半端に丸暗記だけでは受かりたくない思いで、理解を深めるためにハンドブックと問題集をもう一周読み込みました。
残る4科目の中で覚えられないところを、更にエクセルにまとめて頭に詰め込むのを続けました。ここまで5科目でエクセル300行以上のボリュームになりました。
キーワードを赤字にし、セルを赤く塗りつぶすことでインプットとアウトプットを同時に行うのがメインの勉強法。
1回目の試験から2週間後に再受験してきました。
前回出題された問題は再度出ることはないと勝手に思い込み、わからなかったところの復習をしなかったことと、覚えたはずの事を試験でど忘れし、手応え悪く、結果はマーチャンダイジングとマーケティングに科目合格のみでした。マーケティングは70点ギリギリだったので、本当に危なかったです。
残るのはストアオペレーションと販売経営管理。勉強量は足りてたのと、2度の試験から問題に出るところを読めてきたので翌週に再試験セットしました。ここまで二度、新宿テストセンターで落ちたので、心機一転、秋葉原のテストセンターへ変更。
あと2科目という気楽さと、3度目の試験なので出題傾向もわかり、ハンドブックと問題集を結果として何周もしていたことで準備万端でした。
迎えた試験はスイスイ解けてわずか25分ほどで終了。ストアオペレーション75点、販売経営管理95点のフィニッシュ。こうして3回のトライで無事すべての科目合格することができました。
勉強期間は本格的に始めて2ヶ月ほどです。勉強時間数は、用途地域とかを覚えるためのYouTube視聴入れると、200時間は越えてそう。
かかった費用は、、、合計40,000円オーバーでした。
・試験3回分費用 約25,000円
・ハンドブック+過去問 約8,000円
・問題集諸々 約8,000円
試験は何回か受けることで合格率がどんどん上がるのは実感しました。強引ですが、許容できる範囲での受験代の課金とハンドブックの暗記(詰め込み)が合格に近づく手段だと思いました。一発合格できる方は心底尊敬致します。読んでいただき、ありがとうございました。