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靴下
こんにちは。
MusterWerkの新宅です。
blogをnoteに戻します。
宜しくです。
毎日着るもの。
毎日着たくなるもの。
それが一緒だと凄く良いと思いませんか?
実際には、中々見つからないのが現状です。
そんな中、出会った
Olde Homesteader (オールド ホームステッダー)
2017年、ブランドがスタートしたきっかけは、半世紀以上も前にアメリカで作られていたデッドストックのトランクス。
仕立ての良いシャツの様に美しいステッチワークかつ、伝統的で少しゆったりとしたシルエットに素朴で味わいのある生地。
そして何よりも、肌に触れた瞬間に感じる心地よさ。
それは、いわゆる古き良き時代を象徴するもののようでもあり、大量生産が常識となった今だからこそ必要なもの。
日常で何気なく使われている「モノ」の本質に向き合い、本当にいいと思えるプロダクトだけに拘り、新しいモノを生み出すジャパンブランドです。
デザイナー様のこだわりがとんでもないブランドです。
主にMusterWerkでは、
カットソー、スウェット、靴下、洗剤を取り扱っております。
今回の内容は靴下についてです。
まず、Olde Homesteaderでは、
プレーンジャージーソックスと
プレーンリブソックスの異なる2種類の靴下があります。
1940年代に海軍用に作られた日本の靴下と1940年代以前に作られたアメリカの靴下。
この2足を紐解き、それらを元にして作られた
"プレーンジャージーソックス"。
この2つの靴下に共通しているのが圧倒的な開放感。
よく目にする靴下は、つま先から筒の上端まで同じテンション、同じ編み方でつくられているものが多いですが、こちらは全くの別物です。
つま先からふくらはぎまでは天竺編みで筒もゆったりめ。
それに対して、筒の上端はリブ編みで筒も細めでテンションもきつめ。
プレーンジャージーのものに対して、
"プレーンリブソックス"は使用している糸が1.6倍程。
コットンのソックスとしてはかなり肉厚でふっくらとした仕上がりですが、革靴のフィッティングには影響を与えません。
ただ単純に糸を太くした訳ではなく、
使用する糸が変わればそれを編む機械が変わります。
春夏用と秋冬用で単純に分けるだけなら、
機械と糸の種類を変えれば済む話です。
オールドホームステッダーでは、試行錯誤の末に、編地の伸縮に対する配置調整、寸法の調整に使用する糸の分量の調整などなど…。
もはや誰も辿り着けない境地です。
良かった時代のモノを模倣してなんとなく…ではなく、
頭で理解して、それを形にして、全てに意味、意義を持たせて提案する。
全てを見直した上で、細やかな再構築を重ね完成したのが"プレーンリブソックス"です。
プレーンジャージと同様に、
足を包む部分までは天竺編み、
くるぶしからの筒の上端は2段階のリブ編みでテンションにも変化をつけてあります。
その為、見た目程靴に与える厚みがありません。
この2つに共通して言えることが
コットン100%。
素材がしっかり伝わる、
柔らかく自然で滑らかな肌触り。
しっかりとした肉感はあるのに、しなやかで厚みを感じさせない。
驚くべきは、靴同様に捨て寸まで設定されている為、足先にストレスなく着用可能です。
店舗では、1足試してみて後日にまとめて購入頂く方がほとんどです。
足の大きさに合わせてサイズも分かれている為、フリーサイズの靴下と比べるとフィット感は格段に上がります。
さらに着用と洗濯を繰り返すごとに、それぞれの足の形状を記憶し、伸び縮みを繰り返しフィット感を高めていく靴下。
単なる靴下として考えるのであれば、決して安くはありませんが、1つの製品としてのクオリティを見たときのコストパフォーマンスの高さは群を抜いて高いと思います。
まずは1つ試してみて下さい。