「松村正直の短歌のコツ教室」第3回を受講
今夜は、NHK学園が主催する「松村正直の短歌のコツ教室」の第3回(全5回)開講日。
今回は「基本が本当に大事」ということを痛感する回だった。
講座の詳細な内容は、講座を受けた人たちだけのものだと思うので、詳細は省くが、今回も構成は「前半:一つのテーマで集められた秀歌を解説」「後半:受講者の短歌を添削」という流れ。
前半では毎回、これまで知らなかった歌人(第1回は百々登美子、第2回は渡辺松男)を知る楽しみがあるのだけれども、今回は、前田康子の短歌に心が惹かれているところである(今ちょっと調べてみたら、歌人・吉川宏志の奥様なんですね)。
それから今回は、塚本邦雄の短歌が紹介されていたのだが、今まで感覚的に「なんだかカッコよくて好き」という風に捉えていた塚本邦雄の短歌の読み込み方の一端を知れた気がする。
後半の添削のターンでは、今回は前回と違って、大きく添削された。
私自身、今回の提出歌は悩みに悩んでもうよくわからなくなって「よし、もう先生に添削してもらおう」と思っていた短歌だったのだが、私の気になっていた点もきっちり見抜かれた上で、鮮やかに添削していただき、目が覚める思いだった。
語順は本当に大事ですね。あと助詞。
第4回は5月末。うわあ、もう半分もないのかあ……今から楽しみだし、ちょっと寂しい気持ちも出てきた次第。